レビュー
雅哉

雅哉

10 years ago

4.0


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マイ・フェア・レディ

映画 ・ 1964

平均 3.6

本作を初めて観たのは大学生の頃だが、不可解な映画だった。特にラストの台詞は一体何を言いたいのか意味不明。しかし四半世紀を経て色々学び、次第に核心に近づいた気がする。独身主義者ヒギンズ教授はゲイだと仮定するとどうだろう?彼はピカリング大佐と意気投合し、【夫婦生活】を始める。そこに花売り娘イライザを【養女】として迎え、彼らは【疑似家族】になる。こう考えれば全ての辻褄が合う。するとこれは、後にミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」になったフランス・イタリアの合作映画「Mr.レディMr.マダム」と全く同じ話だということが判る。因みに本作の監督をしたジョージ・キューカーはゲイだった。そのように創られているのだ。ところで原作はバーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」。ギリシャ神話に基づいており、最後にイライザはフレディーと結婚する。