レビュー
ゲーム・オブ・スローンズ 第五章 竜との舞踏 遂にこの日が来た!とばかりにBDをゲットしまして、一気に鑑賞。そしてボー然。 早く誰かと語り合いたいのですが、周りに観てる人が全然いないので寂しい限りです。 仕事柄、何で観ないんだべか…と疑問しか湧かないのです。アニメラノベもいーけどさ…つーかそもそもコレ、ラノベだしさ…。 『ゲーム・オブ・スローンズ』を改めて簡単に解説します。 舞台は広大な大陸ウェスタロス。 その中心地となるキングスランディングにある覇権の象徴「鉄の玉座」を巡り、七王国の領主達が争う物語。 西欧ファンタジーではあるものの、すでに魔法は失われた(とされる)時代。 しかし忘れた頃に魔法や古の力、古の生物が出現するから油断はできません。 その最たるものが、ホワイトウォーカー。 ウェスタロス最北部には高さ200メートルに及ぶ超巨大な氷壁がそびえ、冥府の守り人(ナイツウォッチと読みます。ロシアンコミックの傑作は無関係)と呼ばれる人々が警備しているのですが、それは壁のさらに北部に存在する脅威から、ウェスタロスを守るためなんです。その脅威こそがホワイトウォーカーであり、もはや神話の時代にのみ語られる恐るべき魔物。壁の高さが『進撃の巨人』の倍以上である事からも、その脅威のほどが分かろうというもの。要するにホワイトウォーカーが壁の南側に侵攻して来ると、人類的にはチョーやばいワケですな。 『ゲーム・オブ・スローンズ』の時代は、まさに神話の魔物が蘇ろうとする直前、しかしそんな事とはつゆ知らず、時の「七王」たるロバート・バラシオンの右腕が死去するところから物語は始まります。 登場人物が多く、深い歴史があり、最初はよくわからない…と投げ出してしまいたくなるかもしれません。 そうならないために、この物語に重要な3本の大筋を提示しておきます。 コレがわかってれば大・丈・夫☆ 1.「鉄の玉座」を巡る、ウェスタロスの内戦 2.迫り来るホワイトウォーカーの脅威から七王国を守ろうとする青年「ジョン・スノウ」ら冥府の守り人(ナイツ・ウォッチ)の奮戦 3.かつて覇権を握ったものの今や没落し、ウェスタロスから離れたエッソス地方に亡命したターガリエン家の末裔デナーリス・ターガリエンによる玉座奪還の冒険 絶対的な主人公もいませんし、絶対的な善人もヒーローもいませんから、誰に感情移入して良いのかワカラナイ…とか言って敬遠してるやつは馬鹿だと思うので、悔しかったら見てください。 もう一度言いますね。「ハリーポッターとかダレンシャンとか、ドラクエとかFFとか、ファンタジー好き〜」を公言しながら『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ないやつは、馬鹿だぜ!
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