
てんぞー
1 year ago

ネットワーク
平均 3.4
2024年12月13日に見ました。
落ち目のテレビキャスターを巡って視聴率争いを繰り広げるテレビ業界人たちが大変な目に遭う話。 制作は70年代という事で、ベトナム戦争やウォーターゲート事件などが立て続けに起きた米国斜陽の時代の作品。 なので、本作では折に触れて様々な登場人物が怒りを発散する群像劇的な作りになっている。 私はもう怒った耐えられない!と、テレビ局の欺瞞をぶちまけて人気者になるキャスターのハワード。 怒った後に失神するハワードの怒り芸に乗っかって新番組を立ち上げたり、本物のテロリストと組んで犯行ビデオを放送し、ついでに上司と不倫をするなど、放送倫理と社会道徳を正面から突破していくプロデューサーのダイアナ。 ハワードに買収計画を暴露されて激おこするテレビ局の大株主CCA会長のアーサー。 その他にも様々な人物が怒りを爆発させていて、その怒りの連鎖がある人物に向けて収束していく終盤の激おこ連鎖は、 その結末も含めてブラックコメディのオチとしてとても秀逸。秀逸すぎてちょっと笑えない所まで含めて大変素晴らしい映画だった。