第5弾の舞台は日本！ 日本の情報機関のボス[タイガー田中(丹波哲郎)]がナイスですね！(協力組織であって敵じゃないです) ボンド・ガールは[浜美枝]と[若林映子]という[キングコング対ゴジラ]のヒロインペア。美女度が高いです。 当時の日本はまだまだ[不思議の国ジャポン]だったらしく、タイガー田中の部下が忍者だったり、姫路城で秘密訓練してたり、タイガー田中の移動手段は専用列車(プライベート電車⁉︎)だったりと…ゴールドフィンガー以上にやらかしてます。 珍妙なジャポン描写に萎える者もあろう。 [国辱!]と怒りに打ち震える者もあろう。 しかし我々だって、例えばスペインやメキシコにどれほど正しい認識が出来ているか怪しいものである(私だけ？)ヘンテコ描写に違和感を覚えるのは、むしろ日本人の特権である。 1964東京オリンピック直後の日本の風景を高画質で見られる意味でも価値の高い映画です。ボンドまた日本来んかな。