
uboshito
3 years ago

友情にSOS
平均 3.4
Amazonのレビューで「町山さんが紹介してたから(観た)」っていう人が多くて、そういう人ほど星を5つとかにしていてちょっとドン引き…そうやって自分の頭で考えないことをこそ、こ の映画は問うているのではないのか、と。 最大の分岐点は、車のテールランプを「勘違い」で壊されてしまった部分。そこから始まる転落が秀逸。「たったそれだけのこと」でこれまでも黒人は命を奪われてきた。 このことを知らないと、なぜこの映画で主人公たちがわちゃわちゃしていたかも理解できないだろうから、ある程度の予備知識が必要という意味では町山さんの紹介も意味があるのかな(でもあの人、平気でネタバレするからな)…。 もうひとつ重要なのは、この黒人たちも飲酒運転をするなど決して品行方正というわけではないのだけど、ではなぜ品行方正でない振る舞いをするのか? という部分。正直、やってらんねーという感情があり、その感情を植え付けたのは白人社会だろうということまで想像できないと、この映画は本当に致命的につまらないだろうなと思う。ひたすらに人種問題だけにフォーカスして見る限り、よく考えられた作品だけど、エンタメとして見ると確かにきついだろうなと思う。