レビュー
cocoa

cocoa

4 years ago

3.5


THE GUILTY/ギルティ

映画 ・ 2021

平均 3.3

2018年製作のデンマーク版「ギルティ」のリメイクです。 大好きなジェイク・ギレンホールが主演と聞いていたので楽しみにしていました。 しかし、ストーリーを知っていたので正直言ってオリジナルを超えることはなかったかな。 ストーリーはほとんど同じ。 (厳密に言えば子どもの命はリメイクの方が救いはあった) ある事情を抱えた警官ジョー(ジェイク・ギレンホール)は今は緊急指令センターのオペレーターをしている。 そこにかかってきた一本の電話からエミリーと言う女性が拉致されたと判断する。 ジョーは警察や交通局などに連絡をとりながらエミリーを助ける事に必死になる…そんなお話。 喘息で吸入薬を離さないジョーがエミリーの安否を気遣いながら必死になる姿。 電話の向こう側から聞こえる音も逃さないように対応するジョー。 ジェイクの苛立ちの感情をぶつける演技は真骨頂。 別室に移り、一人で対応するジョー。 赤い着信ランプがつく度に緊張感を感じるが、オリジナルのような「無音」をもっと生かしてほしいとも思った。 ジョーは抱える裁判を明日に控えている。 しかし自分の関わったこの拉致事件の顛末から放心、感情の揺れ、相棒との電話での泣き出しなど、この辺はジェイクの熟練な演技に引き込まれる。 「失意の人は同類を救う」とあるように、偽証で現場復帰する計画を自ら辞める。 この辺はリメイクの方が分かりやすかった。 さて、「パソコンを強盗された」と通報してきた男フォンテネットの声をポール・ダノ。 ミラー巡査部長の声をイーサン・ホーク! (ファンには声だけでわかる) さらにエミリーの夫で疑われたヘンリーの声はピーター・サースガードでした。 ジェイクの義兄じゃないですか! と言うことで、ジェイクの頑張りは認めるけど、もっと無音で勝負してほしい。会話の「間」も生かしてほしい。 その辺はちょっと惜しいです。