レビュー
2021.6.19.041 aik.TOHOシネマズ福津 2022.1.30.010 2022.11.19.125.rh ネタバレあり。 漫画家アシスタントの山城圭吾は、自分でサスペンス漫画を描いてはいるが、善良な性格のため、悪人をうまく描けずデビューできないでいる。ある日スケッチのため、とある一軒家を訪れるが、そこで一家4人殺害の現場とその犯人を目撃してしまう。山城は、その事件と犯人をモデルに漫画を描き、大ヒット。すると山城の漫画を模倣とする、一家4人を狙う殺人事件が連続して起こった。しかもその犯人は、山城に接触してきて、「僕とあなたは共同で作品を作ってる。これからも模倣殺人を続ける」と宣う。 山城は、連続殺人に終止符を打つために、漫画の最終回を描き、犯人を誘い込む。 ここからさらにネタバレ 最終回では、山城本人が漫画に登場し、最後の被害者として山城が選ばれる。山城自身、4人家族であるため、実家に警察を配置し、そこへ誘い込む算段。しかし犯人は、犯人なりの美学やルールがあり、「山城さん、それは違うでしょ」とターゲットを変更。ここにまさかの伏線回収があってハラハラ。 個人的に、最近の邦画にはあまり期待してなかったのですが(過剰な演出や、やりすぎ感、設定のムリヤリ感が苦手)、この作品はそれがあまりなかったと感じた(映画館で観たから、それで評価アップしてる可能性あり)。 ・犯人がもったいぶらず、躊躇せずに思いっきり刺しに来る ・襲われた主人公側の人間がちゃんと死ぬ(重要人物がしぶとく、なかなか死なないと萎えちゃう。しかもあの俳優を死なすとは!という驚きもあり) ・ありがちな、犯人が強すぎることがない。ちゃんと生身の人間で、異常にしぶといとかがなかった ・犯人の出生、思想とかも、個人的には無理ない設定で、好みだった。 ・古典的な手法だけども、すんごくビックリさせられた(2回ほど笑) ・妻役の高畑充希さんの演技が良かった(特に怯え方)。ファンになりました! ・犯人役Fukaseさんの、やりすぎない狂人感よかった 長々とまとまりのない文章になりましたが、設定、キャスト含め、好きな作品でした。ただなかなかグロいので注意。
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