
くらっしゃあ

グリーン・デスティニー
平均 3.0
★死ぬまでに観たい映画1001本《第4版》選出★ 【マイ・4K UltraHD Blu-ray・コレクション】 【主題歌が好きな映画】 ◇A Love Before Time/ココ・リー◇ チョウ・ユンファとミシェル・ヨーが出ているってことで跳びついて観たら、チャン・ツィイーに心を鷲掴みにされ、マジ惚れしまった記念すべき映画。 本作もDVD(ジョエルケース!)、Blu-rayそして4K盤と買い継いできた大好きな映画だ。 さて本作は、映画としては俳優の【格】的にチョウさん、ミシェル姐さんが頭に来ていて、また『グリーン・デスティニー』なんていう、それっぽいけどよく分からない邦題がつけられてしまっているが、物語の【核】はチャン・ツィイー演じる貴族の娘シャオロン【嬌龍】(字幕ではイェンだが、劇中シャオロンと聞こえるので)と、チャン・チェン演じる盗賊の頭目ロー(小虎)だ。 それは、本作の原題『臥虎藏龍』に、この二人の【龍】と【虎】が含まれていることでも明白だ。 『臥虎藏龍』というのは中国の古い格言で、目に見えているものの内側に全く違うものが秘められている、というようなニュアンスを持つ。 これは、まさしく貴族の娘でありながら武術の達人で、自由に生きたいという激しい心を秘めたシャオロンそのもの。 もっと言えば、本作はシャオロンという、度が過ぎたお転婆娘に周りの大人たちがただただ振り回されて、誰一人として幸せにならない悲劇と言っても差し支えない。 とにかく、脂が乗りきっていた時のミシェル姐さんにタイマンを挑むのだから、その跳ねっ返りの強さが計り知れるだろう。 そして、私はそんなシャオロンを演じたチャン・ツィイーに終始釘付けだった。特に終盤近くのいわゆる透け◯◯場面なんて、何回観ても目が皿になるのを抑えられない。 どうにも支離滅裂なレビューになってしまっているが、本作の主題歌についても触れておきたい。 シャオロンが【ウーダンの伝説】に身を賭すラストは、何とも言えず侘しい余韻を残すのだが、その後のエンドロールの途中から流れる主題歌「A Love Before Time」でさらに拍車がかかる。 ちなみにこの楽曲はその年のアカデミー作曲賞にノミネートされた。 歌い手はココ・リーという香港出身の歌手なのだが、今年7月、48歳という若さで逝去されていた。 ご冥福をお祈りしたい。 あと、若き日のマックス・チャンが本作でミシェル姐さんとチャン・ツィイーのスタントダブルを務めていたことを数年前に知った。 今回は、そのことを知っての再見だったので、随所にあるカンフー場面はまた違った目線で観られてちょっと新鮮だった。 [2023年10月16日 気がつけば10年以上振り]