レビュー
主人公のエミリアはなんとも複雑な立場。弁護士で同業の男性と不倫関係を持ち、デキ婚によって略奪する。しかしジョイントベビーとなるべき赤ちゃんを新生児突然死症候群で失い、夫の連れ子との関係は微妙。 この映画は人によってはつまらないだろう。大きなストーリーの起伏はない。ウィリアムとエミリアの間には絆が生まれるが、継母と継子としてなにかミラクルが起こるわけでもなく、ウィリアムは新しいファミリーを認めつつも、実の両親の復縁を望んでいる。感動的な夫婦エピソードがあるわけでもなく、エミリアは職場に復帰する。ラストの船を操縦しながらの会話がこの映画の肝だが、セリフにするとあっさりとしているので、「これだけ?」という人もいるかもしれない。
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