レビュー
takanasun

takanasun

6 years ago

5.0


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王様のレストラン

テレビ ・ 1995

平均 3.8

みんなが幸せになる奇跡のドラマ。 見ている方も、登場人物たちも、思わず最後にはにこにことしてしまう。 いまはこんなに素敵なドラマはなかなか見かけない。 とあるレストランのオーナーシェフが死ぬところから物語はスターとする。 シェフは愛人との間に出来た子供にオーナーの権利を渡す。名前は禄郎。 彼は若いが熱意に溢れており、そして、どこか間が抜けていて放っておけなくなるような存在だ。 禄郎はこのレストランを経営する為に、会社を辞め、ある伝説のギャルソンと呼ばれ、かつて店でオーナーシェフと共に歩んでいた千石を連れてやって来る。 千石が働いていた頃と比べ、客の名前も覚えないメートル。料理の出し方もままならない食堂主任。笑顔の少ない妖艶なバルマン。ワインの知識が豊富だが、押し付けすぎてしまうソムリエ。そして、自信はないが才能豊かなシェフ… この海のものとも山のものとも言えないようなひよっこたちの成長物語なのだが、 やはりそこは三谷幸喜のエッセンスが加わり、笑い要素がたっぷり染み込ませられていて、 なんとも深い味わいに満ちている。 店の名前はベル・エキプ。よき友という意味だ。 この名前の通り、店は活気溢れた仲の良い従業員たちで切り盛りされて行き、名店に成長するのだが、 それはまた、別のお話。