レビュー
リリーフランキーとピエール瀧、ヤバ過ぎる。 この二人の役へのハマりっぷりときたらもう。 無慈悲な残酷シーンでも、何故か観ていて楽しく感じてしまう。自分の中のSを呼び起こされる危険な映画です。 笑顔で無邪気に弱者を嬲り殺すことを繰り返す二人よりも、痴呆症の母親の看病を嫁さんに押し付けっぱなしで、自分の仕事だけに没頭していく山田孝之の方が、よっぽど眼を背けたくなる後ろめたい悪意を感じる。 まあ、現実の世界であれば、完全に前者が悪ですが。 邦画で唯一、本当に面白いと思えた映画です。 あの二人の芝居じゃなければ、この面白さは出せなかったと思うけど。
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