レビュー
レビュー
star1.0
※ネタバレ有り シナリオがチープ過ぎる。パニック物としても、サバイバル物としても、社会ドラマや群像劇やシミュレーションとしても中途半端。 主人公のハ・ジョンウとぺ・ドゥナの演技が大雑把で追い詰められた人の鬼気迫る雰囲気や情緒が無い。途中から出て来る女遭難者の演技が過剰というか下手というかでウザく感じるし、女遭難者の演出自体も居ても居なくても良い様な撮り方なので感情移入出来ない。おそらく『同じ境遇の遭難者が力尽きて死ぬ事で主人公が罪悪感と自分の行く末に絶望する』っていう演出なんだろうけど、視聴者に『この女の人に生きて欲しい!』って思わせる様な演出をしていないので、むしろ『ウザいのが居なくなった』って思ってしまう。ぺ・ドゥナにこの遭難者の役をやらせれば良かったのに……。 シナリオのディテールが薄くて陳腐。展開が読めてしまい、驚きや恐怖感が無い。観ている人に『もう止めて!』と思わせるくらいまで追い詰めて欲しかった。他にも救助隊やハ・ジョンウに『こういう事が起こるのか!』とか『救助隊や遭難者はこんな事しているのか!』みたいな専門的な描写が薄くて新鮮味が無い。もっと実際の救助隊や遭難者や工事関係者に取材して、視聴者が知らなかった救助方法や工法、遭難者や関係者が体験する事、などドキュメント的なワクワク感が欲しかった。 ラストの救助が再開されてから助かるまでの時間を飛ばす演出が白ける。散々『これ以上は無理!人的にも技術的にも救助は困難で、その間に主人公が死んじゃう!』って演出しておいて、その間を描かないのはどうなのよ?
20