レビュー
大阪編が終わり、現在下絵見習い中ですが、今のところ盛り上がりに欠けています。「なつぞら」には草刈じいさんという圧倒的な核がありましたが、本作には見当たりません。本来なら北村一輝演じる父親役が核にならなくてはいけないのですが、この父親、呑んだくれで借金まみれ、娘たちを利用することしか考えていない自己中男なので、草刈じいさんには到底及びません。 ご贔屓の戸田恵梨香ちゃんは、関西弁頑張ってますが、まだ彼女の実力を発揮するシーンがありません。今後、良いシーンに巡り会えると良いですね。 ☆相手役について 戸田恵梨香ちゃんの相手役として松下洸平君が登場しました。舞台出身者らしく演技は上手だと思いましたが、爽やかさに欠けると感じました。朝ドラの相手役はビッグネームでなくても構いませんが、爽やかな好青年であって欲しいですね。 ☆94回 住込みの弟子三津が登場してからというもの、ずっと不倫の影が漂っていて心晴れない回が続いています。朝ドラは、ヒロインが苦労するのは当然のこととはいえ、不倫のドロドロしたドラマを見せられるのは御免です。 稲垣吾郎さんが出演するというのは嬉しいニュースです。吾郎さんがこのもやもやを吹き飛ばしてくれると良いのですが。 ☆最終回 納得できないのは主人公の離婚の経緯です。穴窯を続ける続けないのトラブルが離婚原因という設定ですが、それまでの八さんのキャラクターと相容れないのでは? また本編が終わる前にスピンオフを挟んだのは、全体の流れを崩す暴挙ではないでしょうか。おかげで本編の感動が薄れてしまいました。 ともあれ伊藤健太郎君と稲垣吾郎さんの登場でラストは盛り上がったので良かったですね。
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