バーバー
The Man Who Wasn't There
2001 · 犯罪/ドラマ/コメディ · アメリカ, イギリス
116分
©2001USA FILMS,LLC.ALL RIGHTS RESERVED



1949年、北カリフォルニア。理髪店で働く無口な男、エド・クレイン。退屈な毎日だったが、ある日、店に見知らぬセールスマンが現れ、ベンチャービジネスの出資者を探しているという。『これで俺は変わる?』エドは金を作るため妻の不倫相手を脅迫する。ところが、間違って刺し殺してしまう。しかし、逮捕されたのは妻の方で・・。思いも寄らない悪夢が始まる・・・エドの人生の結末は!?
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ねこじた
4.5
無口な床屋が口達者な者が作る社会を傍観。「人生とはこうである」と哲学の答えを教えてくれる作品。悲しい展開ながら、数々の笑いを通すため、高い精度で納得できた。作ったコーエン兄弟は悟りすぎて、もう人間じゃないのかもしれない。
panopticon
5.0
脚本はイーサン・コーエン。無口な理髪師の男があるきっかけで殺人を犯してしまい、平凡だった暮らしが崩れていく。コーエン兄弟によるフィルムノワールの傑作。 全編白黒の映像で、ゆったりとしたカメラワークとべートーヴェンの楽曲が感情の起伏の少ない主人公のモノローグに寄り添い、落ち着いたトーンで物語は進んでいく。 物語内で巻き起こる事件は悲劇的でハードな物が多いが、主人公がそれぞれの事象に感情的になることは殆ど無く、内省的で独特な雰囲気が心地良い映画体験をもたらしてくれる。 そういった語り口の中、主人公の視点から観られる周囲の人物の個性は、ある種の違和感として、シュールなユーモアのある雰囲気づくりの印象的な要素となっていた。 光の陰影の映える綺麗な構図が多く、内省的な独白とそれぞれのシーンがマッチして意味深い印象が与えられた。 押し売りに近いセールスマンをの営業トークを遮ること無く聞き続けるシーンに象徴されるように、主人公には他人に主張し、押し付けるような確固たる自我は無く、もたらされた職と家庭を基盤に、平和で平凡な暮らしを営んできた。 だが平凡でありながらどこか孤立した思いを抱えていた。 社会を構成する人々の多数は平凡で、中流に属する人々であり、それなりの幸せとそれなりの忙しさに身を任せて生きている。 そういった一人一人が心の何処かに抱えているであろう虚無感に近い感情を静かに代弁するような映画であったように思う。 ラスト、処刑場の真っ白な空間は映像的なカタルシスだった。電気椅子の上で主人公が妻に向けた、「そこ(死後)でなら伝えることができる。この世の言葉では表せないことを…」という台詞が印象深い。形を成すことは無く、その思いをちゃんと伝えることは出来なかったが、妻を思う気持ちが、確かに胸の内にはあったのだった。
くらっしゃあ
3.5
当時17歳くらいのスカーレット・ヨハンソンがなんとも初々しい。 ほんのちょっとしたことで人生の歯車がどんどんおかしくなっていく・・・いかにもコーエン兄弟という感じの、淡々としていながらいつのまにか観入ってしまう一品。 モノクロの画面がとても効果的だ。
しじらみ
4.0
切り返しの切れ味や画面の人物配置が凄く良い。 終盤の台詞一つでこれまでやってきたことはノワールであったのだというタネ明かしをするという効率的なのか非常に効率が悪いのか分からないが少なくとも映画的とは思えないやり口はなんか面白かった。ラストのとってつけたような白い部屋モノ展開は中途半端で物足りない。 帽子は出てこないけど、被り物がフックとなって話が始まる映画であった。
Tatsuya
3.5
バーバー 無口な男 エドクレインが冷めきった夫婦関係となんの楽しみもない仕事に嫌気がさし、怪しい男の儲け話にのっかり人生が狂っていくお話。 単調に話が進んでいく。 無口で何を考えているかわからない男の心情を常に映しながら物語が進む。そのため、普段何を考えているかわからない男の気持ちがつねにわかるのがちょっと面白い。絶対に霊感的なものを信用しなそうに見えて降霊術氏のところにいったりとか。 人生になんの楽しみも抱いていなかった主人公がいきなりあらわれた天使のような娘に惹かれ、その子のためにがんばろうとするのがかわいい。 最後のオチは意外。そこ絡んでくるかーって感じでなかなかよかった。 結局自業自得ってことやねってかんじ。 なんか、主人公に悪気がなかったのわかるしどうしてこうなったんやって感じる。 正当防衛を最初から主張していればよかったとか、新しいことに挑戦しなかったらよかったのにとか色々あるんやろうけど 主人公は自身の人生に後悔などしていなくて、淡々と受け止めているところに現代人の闇を感じた。
まめ
1.5
ファーゴはすごく面白く見られたからこっちも期待してたんだけど、期待しすぎたのか肩透かしくらった感じ。私にはあまり…だった。 しかしお礼がしたいの、ってお礼の仕方よ…
ひろ
4.0
コーエン兄弟製作のクライム・ムービー コーエン兄弟はの犯罪映画はいつも面白いけど、この作品はかなりの秀作 ・ 義理の兄の床屋で働く主人公のエド、妻はデパートで経理の仕事をしながら上司と不倫している ある日エドは新しい事業の話を聞き、投資のための金を工面するために妻の不倫相手を脅迫し、物語は急展開を迎える ・ この映画は昔のフィルム・ノワールを思わせるためか全編モノクロ映画になっている ・ それがいい感じに仕上がってんのよね ・ 主演のビリー・ボブ・ソーントンは、マジで名優!この人の芝居は深みがあるっていうか渋いっていうか、存在感が半端ない ・ まあ見たらコーエン兄弟とビリー・ボブ・ソーントンにやられちゃうよ
ダイスケ
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