ザ・バニシングー消失ー
Spoorloos
1988 · ミステリー/サスペンス/ドラマ/ホラー · オランダ, フランス, 西ドイツ
107分
©︎ 1988, Argos Film, Golden Egg, Ingrid Productions, MGS Film, Movie Visions. Studiocanal All rights reserved.



オランダからフランスへ車で小旅行に出かけた若いカップル、レックス(ジーン・ベルヴォーツ)とサスキア(ヨハンナ・テア・ステーゲ)。だが立ち寄ったドライブインで、サスキアは忽然と姿を消してしまう。レックスは必死に彼女を捜すが手掛かりは得られず、3年の月日が経過、レックスは依然として捜索を続けていた。そんななか、犯人らしき人物から手紙が何通も届き始めたレックスは徐々に精神を蝕まれていく……。
🦈 普通じゃない出会いが、恋になる
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隣の唐十郎
3.0
失踪した恋人を探し続ける男と それを観察する男 早い段階で犯人らしき描写があるので、観客目線でコイツだな!と検討はつくのですが、実際何が起こったかは最後まで明かされません。 ただ真実が知りたいだけとメディアを通して犯人に訴える男。 用心深くも積極的にアプローチする犯人の不可解な行動。 これはホラー?サスペンス? これは、人間の心の深淵を覗かせる[嫌な映画] それにしてもこの犯人、人格は破綻しているけど犯罪者としては手際が悪すぎ。 この人は向いてないナと思いながら観てました。😑
Till
4.0
製作から30年以上経て日本公開された傑作サイコ・サスペンス。 レックスは恋人のサスキアとフランス旅行を楽しんでいたが、その途中でサスキアが謎の失踪を遂げてしまう。3年後、依然として彼女を探していたレックスの元に犯人らしき人物から頻繁に手紙が届くようになり…。 あのスタンリー・キューブリックが「今まで観た中で最も恐ろしい映画」と激賞した作品で、確かにラストシーンの絶望感はこの上ない。 この設定だと普通は「誰が彼女を誘拐したのか?」という点に重きを置くはずだが、本作にはそのような犯人捜し的な要素はなく(予告編の時点で犯人は分かる)、レックスの視点と犯人の視点が交互に入れ替わるという斬新な手法で展開される。「金の卵」の話やコインなど細かい伏線が張られており、意外と技巧派なのも特徴。 そして本作はサスペンスでありながら、「好奇心」をテーマとした映画でもある。レックスも犯人もただ「知りたいから」という理由でおのおの行動しているわけで、そこに愛や富や名声も何もない。レックスに新しい恋人がいたり、犯人に家族がいることがそれを示している。 禁じられているようなことも「これをしたらどうなるのだろう」と「好奇心」を抱いたことは誰でも一度はあるだろう。大抵の人はそれを思うだけにとどめるのだが、それを実際に行動に移してしまう人が「サイコパス」と呼ばれるのかもしれない。本作の犯人も理解の及ばない完全なるサイコパスなのだが、普通の人間との差はその「一線を越えるか越えないか」という微妙なものなのかもしれない。一般人とはかけ離れた存在であるはずのサイコパスが身近に感じられてしまう確かに恐ろしい作品でした。
たっちゃん-半変人のお調子者-
4.5
オランダからフランスへ車で旅に出ていたレックスとサスキア。しかし立ち寄ったドライブインで、サスキアが忽然と姿を消す。レックスは必死に彼女を探すが見つからない。 3年後、依然として手掛かりすら掴めないレックスはTVに出て、犯人に向けて「罪には問わないから、とにかく彼女に何があったのか、真実を教えてくれ。」と訴えかける。 後日、犯人が現れ、「彼女に何があったのか教えてやる。」と言い、レックスを乗せて、車をどこかへ走らせる… 超絶胸糞悪い系統のヨーロッパ映画。 『胸糞悪い』とあらかじめ言われると、ある程度結末を予想できてしまう気がするけど、この映画はその予想の遥か遥か上を行く胸糞さだった。 しかも気色悪くもある。途中、時系列が前後して、犯人がサスキアを攫うまでの過程が描かれるけど、家族の前では凄く良い夫であり父親である裏で、女性を攫う練習を何度も何度も重ねる様子が、普通すぎて怖いし気色悪い。 やってる事は異常なのに、生活の中に溶け込んでる。 時には自分を実験台にして、クロロホルムを嗅いだらどのくらい気絶するのかを試したりもする。 なんでそこまでして女性を攫いたいのか。その理由も分からないから余計に怖いし、気色悪い。 そしてレックスに訪れる、衝撃の結末。 どんなに知りたいと思っても、知らない方がいい事もある。 映画評価基準 この映画が好きか 8 没入感 9 脚本 8 演出 9 映像 9 キャスト 10 音楽 8 余韻 10 おすすめ度 8 記憶に残る映画だったか 9 計88点
くらっしゃあ
3.0
★死ぬまでに観たい映画1001本《第4版》選出★ 妻が2人での旅行中に突然、忽然と失踪。その後3年間捜し続ける夫。そして彼の前に現れた一人の男。 目の前でけっこう異常な展開を観せられているのに、淡々としすぎて置いてけぼりをくらった気分になった。 これはかなり賛否が割れそうな一作。しかし、観終わった後、厭な気分になる人は多いだろうな。 【U-NEXT】
きなこ猫
3.5
犯人が誘拐のリハーサルを繰り返しているところが、まるで一人芝居のコメディのようで滑稽に見えた。しかも、なかなかことは計画通りには進まなかったのがたった1つの偶然によって成功してしまうという皮肉。だが、このIQの高い知能犯がその真価を発揮するのは、被害者の恋人と対峙した時であろう。多分、この時もまた犯人は入念にリハーサルをしていたのかもしれない。そうでないとあんなにも言葉巧みに人の心は操れないと思う。こいつは間違いなく生まれついての悪だよなあ。
Tsukky
3.5
犯人のレイモンが幸せそうな家庭で家族からも愛されており、犯行の計画を重ねていく姿もおっちょこちょいでコメディータッチで描かれていて憎めないやつだなと思ってしまったからこそ、見終わった後に自分も犯罪に荷担してたような嫌な気持ちが残る作品でした。
やかん
4.0
知人と、一番怖い映画は? な話題になり、この作品が真っ先に浮かんだ。10年程前に一度観たきりなので内容はうろ覚えだけど、後味の苦さだけは強烈に今も残ってる。怖いというのはしっくりこないな、とにかく物凄く厭な映画。 頭脳明晰なサイコパスより不器用なそれの方がよっぽど恐ろしいということ知った。 ジェイソンやフレディより遇いたくない、とんでもなく薄気味悪い犯人。 練習シーンなんて気持ち悪すぎてぞわぞわした。二度と観るもんか。 教訓は、【世の中には知らなくていいこともある】
うにゃ
4.5
ネタバレがあります!!
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