セカンド・アクト

学歴で判断される社会はいつまで続くんやろう。 学歴は仕事、会社への入り口としてはやっぱり重要な世の中。でも、入社してからのパフォーマンスや適性は、その人の能力や熱意によるもの。 映画の早いうちから母娘の再会があったり、ストーリーも何となく想像はつくけど、楽しく見れるいい映画。

ジェニファーロペスって名前はよく知ってたけど映画ではあんまり観たことがなく、実際に観てもこんな顔だったのか、と特にピンと来なかった。 作品としては、成り上がり系のスカッと要素もありつつ、ハートワーミングな設定もあり。 が、この後者については相当に唐突であり、最後も別に綺麗に整った感じもなく、風呂敷を広げて終わってしまった印象。 ジェニファーロペスをピカピカにしすぎてしまったが故に、人と人との信頼関係とか、努力、みたいな要素がかすんでしまって残念。

2020.04.30 学歴格差はいつまでも残るものなのだろうか。母娘の再開という点では少し無理のある設定ではあるものの、お国柄的に許される範囲とかも違うんだろうな、と思わされた。自分だったら自己の演出をあんなに大胆にできないだろうな、と思いつつ、あれくらいの思い切りがあった方が人生が楽しく変化のあるものになりそうだと感じた。