あゝ、荒野 前篇
あゝ、荒野 前篇
2017 · スポーツ/ドラマ · 日本
158分



かつて母に捨てられた新次(菅田将暉)は、兄のように慕う劉輝と共に詐欺に明け暮れていた。そんなある日、彼らは仲間の裕二(山田裕貴)らの襲撃を受ける。そして、2021年の新宿 。行き場のないエネルギーを抱えた新次は、劉輝を半身不随にした裕二への復讐を誓っていた。一方、“バリカン”こと健二(ヤン・イクチュン)は、吃音と赤面対人恐怖症に悩む男。新宿でいつも通り床屋のティッシュ配りをしていた健二は、ひょんなことから新次と共に“片目”こと堀口(ユースケ・サンタマリア)によってボクシングジムに誘われる。言われるままにジムを訪れた2人は、それぞれの想いを胸にトレーニングを開始する……。
笑いと推理が交差する、時代ミステリー
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隣の唐十郎
4.0
前半戦スタート! 2021年東京オリンピックの翌年という微妙な未来設定です。 親に捨てられ、親を捨て、親に囚われた三人の若者の物語 ナイフみたいに尖っては触るものみな傷つける[新次]、日韓ハーフで吃音症の理髪師[健二]、東日本大震災の被災者で奔放な女[芳子] [社会奉仕プログラム法]と称した徴兵制度や未来を悲観した自殺者の多発など、社会不安が蔓延した混沌とした世界観。 幼い頃から傷つき育った三人は、それぞれ社会不安の犠牲者と言える。 [前編]は三人の出会いと、それぞれの過去、そして二人のボクサー[新宿新次]と[バリカン健二]誕生を描きます。 混沌とした時代の、若者の生き様が熱い! 〈後編に続く!〉
刺繍屋
4.0
何となくなんですが勝手にもっと古臭い昭和な雰囲気の漂うような作品かと思っていたのですが、時代設定は現代から寧ろ未来な感じだったんですね。 ボクシング以外にも様々なシーンが挟まれている事も有り、いったいどこに向かって行くのかよくわからない作品なんですが、キャストが魅力的なのもあって、これが不思議と面白く尺が長いのに気にならない作品でした。
邊見 猛
5.0
ネタバレがあります!!
ひろ
4.0
寺山修司唯一の長編小説を原作に岸善幸監督によって製作された前後編の2部作の前編となる2017年の日本映画 ・ 前後編で5時間の近年では類を見ない長編映画だ。原作が寺山修司なんだからそれぐらいの時間がないと表現できないのかもしれない 父親は自殺し母親に捨てられた新次と父親に殴られながら育ち吃音症に悩む健二の2人がボクサーを目指す青春映画だ 前編は2人がプロボクサーになり試合をする場所までを描いた内容 ・ 登場人物のほとんどが過去に苦しみながら生きていた人達。現実に目を背ける人、自分と向かい合う人。様々な人がいて、人は生きていかなければいけない。青春映画と言っても甘っちょろい内容ではない。全く青くない。命を燃やして生きる主人公たち。人生はサバイバルだ ・ あまりにも複雑な人間模様でわけがわからなくなりそうな中で、新次と健二の関係だけが微笑ましい。社会的には力のない健二を兄貴と呼ぶ無邪気な新次。2人が共に成長していく前編は青春映画らしい。菅田将暉とヤン・イクチュンは2人とも熱演だ。やたらとベッドシーンが多い作品の中で体当たりの演技を見せた木下あかり、ユースケ・サンタマリア、でんでん、木村多江といった役者が脇を固めているのもよかった ・ 主題歌をBRAHMANが 担当しているのもいい。ボクシング映画ってパターンがありがちなんだけど、この作品はボクシングシーンも多いのに、スポーツ映画ではなく人間を描いた作品だから長編でも惹きこまれた。前編は特に青春色も濃いので鑑賞しやすかった
かわうそ
3.5
ひとまず前編鑑賞。 寺山修司の処女作にして最後の長篇小説を元にした作品。 1966年発表の作品で、2017年の制作の作品ですが、設定は2021年。 震災等のエピソード等も絡んできます。 今の所、あちこちに話が飛んでしまって どう回収されるのかと気になってしまいます。 現段階ではやたらとベッドシーンが多く、また下品な感じが少し不快に感じます。 しかし、菅田将暉の演技がとにかく素晴らしい。 少年院上がりの半グレか ら、ボクシングに打ち込む青年の話ですが 試合相手には敬意を、だとか 今となっては最低限のマナーと言えることはまるっと無視なので そこは60年近く前の作品なので仕方ないのかもしれません。 所々で寺山修司のアングラな雰囲気も漂わせ、前後編で5時間という超大作ですが、後編も楽しみにしています。
パーク
3.0
菅田将暉の凶器とユースケの冷静さとバリカンの不器用さがなんともいえない雰囲気を醸し出している。
my life
4.0
以前も楽しめた「あゝ、荒野」を久し振りに再鑑賞してみた。ボクシングを題材にしているが単純にスポ根ものでは無い様子が本作の持ち味やんね。 どうでもいい余談だが只今、関東に出張中であり昨日は休みでもあるので新宿に来てみた。そう、本作の舞台である。そう思うと何だか妙に感慨深いものがあるのだ。 因みに、どうでもいい余談が更に続き…新宿では行ってみたかった人気のラーメン屋に行きロケ地となる歌舞伎町1丁目付近もぶらりと歩いてみた。 まぁ、真っ昼間なので本来の歌舞伎町らしさは味わえないやろうけどコロナ禍とは言え新宿も渋谷も何処に行っても人が多過ぎた印象である。 さてさて、本作の感想だが個人的には面白かった。最初にも述べたが本作は単なるボクシングだけの映画では無いのが個人的には良い。根底にあるドラマ部分に興味深いものが多くあるのだ。 原作は全くもって知らないがボクシングを通じて引き合うように育む友情。二人の過去の掘り下げかたが興味深く複雑な思いに感情が揺れるかのよう。 リングネームは新宿新次とバリカン健二。ボクシングを通じて人間的にも成長している様がみてとれる感じ。これは、後篇にかけて楽しみな内容であるのだ。
GON
4.5
菅田将暉がこんなに演技出来るとはΣ(゚Д゚)正直侮ってた💦 ヤンイクチュンの朴訥した青年も良い! 謎のカルト教団みたいな設定はいらん気もするけど、まぁそこは大目に見るとして、2人の青年の魂の触れ合いがクサイとこギリギリの抑えで観てて気持ち良かった。 実際にトレーニングで鍛え上げられていく肉体も説得力増し。 ラストがちょっと凡庸な気もするが、2人の熱演で許す👍
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