アングスト/不安
Angst
1983 · ホラー/サスペンス/ドラマ · オーストリア
87分
©︎1983 Gerald Kargl Ges.m.b.H. Filmproduktion



複雑な家庭環境や恋人との異常なプレイのせいで自分の中に「狂人」を宿してしまった殺人鬼ヴェルナ―。殺人罪で長年収監され、仮出所を待ちわびたかのように彼は再び惨殺行為に走る。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨



複雑な家庭環境や恋人との異常なプレイのせいで自分の中に「狂人」を宿してしまった殺人鬼ヴェルナ―。殺人罪で長年収監され、仮出所を待ちわびたかのように彼は再び惨殺行為に走る。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
セイクク
3.5
オーストリアの殺人鬼ヴェルナー・クニーシェックの実話を基にした映画です 【注意・決して楽しい映画ではありません】 1983年公開、1週間で上映打ち切りになった問題作なのも頷けます これは…酷い…(*´Д`*) 犯罪心理学に興味があった方なら始まってすぐに「これって実話なのでは⁈」と感じると思います… ((((;゚Д゚))))))) 「セブン」のジョン・ドゥ、「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター…彼らを観たときはなんとも思いませんでした。 だってファンタジーだから… でもヴェルナー・クニーシェックは実在の人物で、演じたアーウィン・レダーは実在の人物より細身ですが、もう本物の殺人鬼にしか見えません… ∑(゚Д゚) 削ぎ落とした脚本は「ファニーゲーム」より遥かにリアルです。 ※実話ベースなので当然ですが…(違いは惨殺された猫が最後に見せ場があった犬に変更された点、母親が犯人に小切手を渡すシーンがないくらい) 典型的な無秩序型殺人鬼で(本人は秩序型と思っているようですが…)、被害者役を演じた3人の演技も素晴らしかったです ☆☆☆☆ 死体の演技は完璧でしたし、あとカメラワークがかなり良く作品に深みを与えています ☆☆☆☆ とにかく映画的なウソ臭い連続殺人犯ではなく、リアルな殺人犯の心理描写に触れたい方【のみ】にオススメできる映画で、大半の方にはただの胸糞映画になる可能性がありますので、ご注意を〜 (*´ω`*)
隣の唐十郎
3.5
[不安] 殺人鬼の心理と一体化するように、周囲の風景の中を浮遊する独特なカメラワークが観る者の不安を煽る。 確かにこれは単なる悪趣味映画ではない。 凝ったカメラワークは見応えあり。 アバンギャルドです🤔 [不運] 上映中止・メディア販売中止の憂き目により監督にとって唯一の作品はそれ自体が呪いとなる🤭 [不穏] 全編に漂うザラついた狂気は、一切の救いもカタルシスも与えず、ただただ忌まわしい現実を晒すばかり😵 全ての観客の神経を逆なでる禍々しさを受け止めるには時代が早すぎたのか… 発表の時と場所が違えば、映画史が変わっていたはず。マーケティングって重要だな~と思いました😐
ジュネ
2.0
2020年95本目は、あまりの過激さに上映2週間でお蔵入りとなった伝説のカルト映画が復活『アングスト/不安』。 ------------------------------------------------------------ 1983年当時としてはかなり撮影方法も異色で、常に主人公をハンディカムで追い続けるため視点はブレブレ。かと思えば謎の俯瞰で主人公を斜め上から捉えてみたり、いざ凶行が及ぶシーンに差しかかかると「ズッチャッ!ズチャッズチャッ!」と軽快なBGMが流れたり、非常に奇抜な1品であることは間違いないかと思います。ただ、猟奇的な殺人鬼の内面からにじみ出る悪意は全く表現できておらず、視覚的効果に頼りきりな印象です。 ------------------------------------------------------------ 特にもったいないのが全編を彩る犯罪者の独白で、殺人をどうして犯そうと思ったのか、どんな気持ちだったのか、自分はどんな人間なのかをすべてモノローグで説明してしまうんですね。これは作り手の想像に過ぎないわけですし、台詞のどれもがザコ臭に満ちていて、何だか奇をてらったB級映画にしか見えませんでした。上映禁止になったのは被害者遺族の感情を逆撫でする題材のセンシティブさゆえ、でしょう。 ------------------------------------------------------------ 実際の犯人であるヴェルナー・クニーセクは現在も終身刑に服して存命中であり、劇中の所業はほぼ事実に基づいています。彼は家族全員を何時間も拷問したあげく絞殺し、ペットとして飼われていたネコも虐殺しています。本編ではその辺りの描写は全くマイルドに押さえられているんですが、事件からたった3年しか経過していないのに映画化しちゃうというのは、作り手も若干頭のネジが飛んでる証拠だと思います。
さちゃちゃりーぬ
3.0
殺人鬼の主人公があわあわ動揺しまくりながら人を殺していて、それを見せられているこちら側もあわあわ動揺し、不安になってくる映画…とどこかで感想を見て、興味をもちました。主演の方の顔も好み。 心の声は冷静ぶってるのに、もう大慌てで計画性もなにもない行き当たりばったりな殺人&行動。見ていてめちゃくちゃ怖くなるし、不安になってくる。なにがしたいのこの人…意味分からんし、気持ち悪い…。と思っちゃうけど、なんでか目が離せなかったし、むしろ好きな不快感というか。嫌いじゃなかったな。 本当にあった事件というのをみなさんのレビューを見て知りました。こわ。 2025.2.2
kasa1024
3.0
実話というのがただただ恐ろしい。しかも事件を引き起こした犯人は今でも生きている😱
かわうそ
2.5
1983年制作のこの映画。 監督が資金を注ぎ込み制作するも、あまりの問題作で2週間で打ち切りになり、 監督は全財産を失ったとか。 そんな映画がコロナ禍の2020年に日本上陸、ミニシアターを救ったとまで言われる作品になりました。 この映画はホラーというより、ドキュメントに近い気がします。 どうして人を殺したくなるのか? そんな気持ち、分かりたくもありませんし 実際の彼の言い分は、かなり破綻しています。 育っ た環境が云々、と言っていましたが 関係はゼロではないにしろ、 ただの悪趣味です。 1番恐ろしいのは、この話が実話だという事。 とは言え、割とあっさり殺してしまうし グロテスクなシーンは暗くて良く見えず、音と血しぶきだけなので それほど目を背けたくなる程でもありませんでした。 後味が悪いでお馴染みのファニーゲームは、この映画がヒントになっているんじゃないかな、という気がします。 煽るだけ煽って、結果的に大した事ないなぁ…なんて思ってしまったので、評価は低めです。
ケンケンピンピン
3.0
手っ取り早く精神異常者の行動原理を知りたい人にはおすすめする。まあこれは冗談だが大半の人には全くおすすめできない。 徹底的に描かれた殺人描写。不安定なカメラワーク。独特なBGM。どれをとってもこの作品に似たものは見つからない。 怖いもの見たさで見始めたが見終わった今後悔している。 一時間半とあったが体感的には二時間ほどに感じるほど疲れる映画だった。もう二度と見たくない。
nao
3.5
殺人の疑似体験 まるで犯人の精神状態を体感するような映像が生々しく展開する一作 普通のホラー映画は、被害者側からの恐怖を描く事が多いが、本作は主人公であり、シリアルキラーを主観におき、彼の狂気を捉えただけのストーリー性が全く無い異質な作品 その中でも特に異質なのがカメラワーク 主人公につい従いする様に、行動に合わせて動いていると思いきや、突発的に挿入される俯瞰的な視点 さらに耳なじみの悪い旋律の音楽が、観る者のアングスト・不安を煽る 主人公自身のモノローグで綴る構造や全編に徹底された陰鬱なトーンなど、ストーリーの主として描かれる主人公の狂気も怖いのですが、その演出の仕方が異質過ぎて、とてつもない不快感を生み出している ただ、その不快感に見る側は惹きつけられてしまう ミヒャエル・ハネケやギャスパー・ノエといった監督達もこの作品に影響を受けたと言っていて、改めて考えてみると不快感に惹きつけられるという現象は、この独特である種の陶酔的な演出からなるものなのかもしれないなと感じた作品です🤔
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!