西部の血煙

Canyon River
1956
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オレゴンからワイオミングに家畜の大群を輸送するスティーヴ・パトリック(ジョージ・モンゴメリー)の牧童長ボブ・アンドルース(ピーター・グレヴス)は、一稼ぎするためパトリックの牛をマドックス(W・サンド)一味と横とりしようとたくらんでいた。オレゴンへ行く途中で、アンドルースはインディアンの襲撃をうけ重傷を負ったが、パトリックと彼の知合いの未亡人ジャネット・ヘール(マーシャ・ヘンダースン)の看護によって一命をとりとめた。パトリックは牛の大群の輸送隊に、チャック少年を抱えて暮らしに困っているジャネットを、料理女に雇うことにして出発した。この輸送隊は、リンチ以下全員が揃いも揃ってお尋ね者ばかりであったが、パトリックには忠実な働き手であった。牛の大群を率いてワイオミングへ近づくにつれて、アンドルースは命の恩人のパトリックを裏切って、マドックス一味に牛を奪わせることが次第に心苦しくなった。しかしジャネットに野心を抱く彼には、彼女との仲の良いパトリックへの嫉妬も手伝って、計画通りにマドックス一味の手引きをして、牛の大群を暴走させた。暴走する牛の群の中で輸送隊の荒くれ男たちとマドックス一味の死闘が展開された。アンドルースはこの戦闘で倒れ、マドックスもパトリックの正義の銃弾に倒れた。そして牛はパトリックの牧場に無事追いこまれた。ワイオミングの草原に平和が訪れ、パトリックとジャネット、そしてチャックの3人は幸福な親子として新しい生活を始めた。

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