息子のまなざし
Le Fils
2002 · ドラマ/ミステリー · ベルギー, フランス
102分



オリヴィエ(オリヴィエ・グルメ)は職業訓練所で大工仕事を教えている。ある日、そこにフランシス(モルガン・マリンヌ)という少年が入所してくる。彼は大工のクラスを希望したが、オリヴィエは手一杯だからと断り、フランシスは溶接のクラスに回される。しかしオリヴィエは人に気づかれぬよう、フランシスを追う。そんな彼の行動を、別れた妻のマガリ(イザベラ・スパール)がなじる。フランシスは、彼らの息子を殺害して少年院に入っていたからだ。しかしオリヴィエとフランシスは徐々に打ち解け合い、ある時、共に材木の仕入れに行くことになる。だが材木置き場に到着した時、オリヴィエはついに、フランシスが殺したのは自分の息子だったことを告げる。逃げるフランシス。オリヴィエは彼を捕まえ、首に手をかけるが、すぐに手を放してしまう。そして二人は、一緒に材木を車に積むのだった。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
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おぼろぐ
5.0
酔う。開始10分でグロッキー状態。 それでも観る価値がある。 自分も主人公サイドの人間でありたいと思う作品。 巨大な喪失、深い悲しみとの対峙の仕方。 被害者遺族としてのふるまい。 正解なんてないし、どう振る舞ってでも なんとか生きてくれと思うばかりだけど、 自分はこうありたいと思う。 被害者遺族と加害少年という関係で縁ができてしまう。 その求めてない強烈な繋がりをどうするのか。 タイトルのLe fils(息子)は考えさせられる。 カメラがひたすら動く。 人の目線を表現してるんだと思うけど 私は日常でこんなに視線を動かさないので やりすぎなんじゃないかと。 もしかしたら目線は動いてるかもだけど カメラは目線の動きじゃなくて 首の動きに近いのかも。 前回は原題を気にしなかったから 邦題から息子目線のカメラワークかと思ったけど そういうことじゃないみたい。
akubi
3.0
仕草や視線からうなじから、じんじんと浸食する緊張。きつく締めたコルセットから漂う決意と心臓の高鳴りをごまかすかのような筋トレ。覗き見たベッドサイドのラジカセと睡眠薬。 木材の良い薫りの中ですべてが凶器に見えてしまう狂気にかこまれながら、ひとのもつ慈悲と脆さが、張りつめた糸の上で曖昧な音を奏でる。 彼らのこれからを想い、そして16歳に打ち勝つおじさんの身体能力に驚いた、春の麗かな昼下がり。
SunFlower
2.0
U-NEXT
しむら
3.5
カメラワークが凄まじい。動線が緻密で自らがカメラを持って撮影しているかのような感覚になった。 そして、なにより主演の方...。 無駄のない芝居に感無量です。
しじらみ
3.0
個人的な好みの問題かもしれないけど、会話してる二人を捉える際に話者をパンして見せるのは単純に芸がないと思う。 ラストカットはすんばらしい。
3.2.1.0
3.5
ネタバレがあります!!
いやよセブン
4.0
主人公は職業訓練所の木工コースの先生で、バツイチの独身だ。 ある日、新人がやってくるのだが顔を見て驚く。 5年前に息子を殺した少年が鑑別所から出てきたのだ。 しかもよりによって自分の生徒として現れたのだ。 主人公は生徒として扱うものの、ほとんどストーカー状態、しかし少年は気が付かない。 接写のハンディカメラを多用しているので観ていて疲れる。 ただ、非常に丁寧に撮っているので登場人物の心の動きまで分かる。 題名も意味深だし、ラストも好きだ。
rmh.
3.5
オリヴィエ・グルメの演技に全てがかかっていた作品。 なんて良い役者なんだ… ダルデンヌ監督作品らしく、静かに事の真相が明らかになっていくストーリー展開は好きだった。あとドキュメンタリー風なカメラワークも良い。オリヴィエの内面の動揺や焦りを映し出す効果がある。 ラストは… どうするのかな、あの先。 ていつも考えさせられる、この監督には。
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