1945年秋、ドイツ人中尉のクレメンス・フォレル(ベルンハルト・ベターマン)は、モスクワの裁判所で戦争犯罪者として有罪判決を受け、ほかの3000人の捕虜と共にシベリアに送還された。移送途中で、すでに捕虜の3分の1は寒さや飢え、疲労のために命を落としていった。1946年、生き残った者は北東に向けて行進させられたが、1年にわたる徒歩の末にたどり着いたのは、たった1236人だった。そこはシベリアの最果てデジネフ岬。果てしない氷の砂漠に囲まれた収容所には、鉄条網も監視塔もない。ただ一つの鉛鉱山があり、ランプの光さえ乏しい暗闇の中で捕虜たちは働き、生活しなければならない。それは死刑宣告にも等しいものであり、収容所からの逃亡は不可能に思えた。
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