半世界
半世界
2019 · ドラマ · 日本
119分
(C)2018「半世界」FILM PARTNERS



とある地方都市のさらに郊 外に暮らす高村紘(稲垣吾郎)とその妻・初乃(池脇千鶴)、息子・明(杉田雷麟)の家族は、父から受け継いだ山中の炭焼き窯で備長炭を製炭して暮らしている。ある日、中学からの旧友で、海外派遣されていた自衛隊員の沖山瑛介(長谷川博己)が突然町に帰ってくる。瑛介は妻子と別れて、一人で故郷に戻ってきた様子だった。紘は、同じく同級生で中古車販売業を営む岩井光彦(渋川清彦)も呼び、十数年振りに3人で酒を飲む。翌日、3人は廃墟同然だった瑛介の実家を掃除し、住める状態にする。紘と光彦は、海外での派遣活動で瑛介が心の傷を負い、それが妻子と別れ、故郷に戻ってきた原因なのではと感じるが、直接聞くこともできずにいた。紘の息子の明は反抗期の真っ最中で、学校でいじめられているようだが、紘は気に留めていなかった。紘は光彦から、息子に関心を持っておらず、それが息子にもバレていると指摘され、ハッとする。
🌙 抜け殻になっ ても、感情は消えない
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🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
「ぬけがら」都度課金開始✨
隣の唐十郎
4.0
人の気持ちもお構い無し 何でも勝手に決めちゃう男 自衛隊帰りの塞いだ男 世界のハードな現実が彼を変えた そんな二人をいつも気にかける小さな町の中古車屋の男 久しぶりに集まった旧友3人のじんわり優しい[世界]の話 どんな世界も半世界 誰だって自分が知ってるのは中途半端な世界の一面に過ぎないのだから 人は世界を丸々背負えるほど強くない 炭火の遠赤外線のようにじわじわ心が温まるストーリーでした
Shou
4.5
私が密かに日本の大女優だとおもっている池脇千鶴さん(現場に来てそのまま帰りそうなナチュラルさが好き笑)を観られただけでも大満足なのですが、 細かい小道具が、すべて伏線として回収される様に感嘆。やっぱり阪本順治監督は天才だと思わされた。
あやこ
3.5
ネタバレがあります!!
アリちゃんパパ
4.0
炭焼職人、中古車屋、元自衛官。3人の同級生が織りなす友情物語です。 3人それぞれ言いたいことを言いつつ、互いに心配し、協力し合う様が美しく、しみじみと心に沁み入る名作です。 稲垣吾郎、長谷川博己、渋川清彦が三人三様で良い仕事をしています。肝っ玉母さんを演じた池脇千鶴もナイスでした。
ツァラトゥストラハカク語リキ
3.0
「こっちも世界なんだよ」 * * 自衛隊の特殊部隊を辞めて田舎に戻ってきた男、地元で家業の跡を継いで備長炭作りをする男、地元で結婚もせずに車をの中古販売をする男、3人の同級生の話。 * * 自衛隊から帰ってきた男の「世界を知らないくせに」の言葉に、地元に残った男が放った言葉がタイトルの意味かな? 地元の残るのも立派な生き方の一つというのがテーマな気がする。 * * 結構、展開が雑なところが目立つ。 コンバットストレスで塞ぎ込んでいた自衛隊が急に心を開いたり、急にブチギレて戦闘を始めたり、いじめっ子が急にいい奴になったり、、。
亮一
4.0
ネタバレがあります!!
zizi
2.5
息子役の杉田雷麟の年頃な凄みある視線が一番印象に残った。お母さんも良し。何故だか元中3人の描き方や役作りにはあまり響かず。
Schindler's Memo
4.0
つまり、「ディア・ハンター」なのだと思った。 3人は、それぞれキャラが小ぶりで通俗的だが、「地元」、もしくは「故郷」への立ち位置が違う。 一人は、父と息子という難解な関係(三代に渡る)を頑固に引きずり、地元で「結構大変な」生き方をする男、一人は、田舎におけるコミュニティに同化し、ヘラヘラ生きているように見えるが、結局は「諦めている」男、そこに、「傷ついた戦士」が帰ってくる。 それぞれの人生「世界」は、未だ「半分」過ぎたところなのだが、これからの半分が、それぞれ光が差しているようには見えない。 アメリカの田舎町から、ベトナム戦争という、マイケル・チミノのあの壮大な作品と、スケールは天地の差だが、同じ匂いを感じる。つまり、後の半分の人生をどう生きるか、見出せないでおり、そのうち一人はその半分すら無くなる。 おそらく青春時代にあの映画を観た監督が、いつものあの「がむしゃら感」をあえて封印して、淡々と描いた「青春後日譚」だと思う。
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