荒野の千鳥足
Wake in Fright
1971 · ドラマ/サスペンス · イギリス, オーストラリア, アメリカ
109分
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オーストラリア。教師のジョン・グラント(ゲーリー・ボンド)は、シドニーへと向かう途中、砂漠地帯の町に一泊することになる。町の住民たちのもてなしでビールを浴びるように飲んだ彼は、やがてギャンブルやカンガルー狩りにも魅了され、次第に破滅の道を辿っていく……。
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ゆか
3.0
異様な高揚感と圧倒的不快感が感じられる作品。まずオープニングで広い荒野が映し出されるが、その途方もない広さが孤独を感じさせると同時に、ここがある種の閉鎖空間であることを示唆しているようで良いシーンだと思った。そのあとは不快に思う描写や表現が多くあって、本当に人間ってダメだなと思わされる。人の本質の嫌な部分を突いてくる絶妙さが良い。
やすだいさむ
2.5
70年代初期のオーストラリア映画。 マジメな教師が旅行で、未知の街にたどりつく。 刺激と快楽に満ちた危険な田舎であった。 男はそこで一気に堕落してゆく。 大酒飲んで、大博打して、大損して、大悪友と大交流。 大やけくそになり、カンガルーを銃で大虐殺する。 生々しく、荒々しく、野蛮極まりない映画。 40才以上。50才近いようなおっさんたちが、 20才そこそこの荒くれ者みたいな蛮行を繰り 広げる光景に唖然とする。 70年代初期のオーストラリア田舎はこれが日常? 一生に一度ははめを外してめちゃくちゃやっても いいんだよー! と推奨するような内容。 今の時代は絶対に作れないし、作ってはいけない 映画だろう。大問題作。 青空と広々とした荒野が広がるオーストラリアの 景色は絶景だった。
しじらみ
4.0
賭博のスローモーションはちょっと白けるかな。ケツ丸出しカットへの移行があざとく感じちゃう。あとは全部面白い。 冒頭、いくらパンしても何もない荒野。カンガルーも狩りたくなる。 キツネがいるぞと発泡しようとも、我関せずなオヤジがいい。後のドタバタ劇にも効いてくる。 主人公がバタンと椅子ごと倒れ、フレームアウトすると、「ソクラテスがいなくなった」と存在そのものが認識されなくなる。でも別の二人の乱闘を写すためにカットが変わると画面奥で倒れている。コメディとして素晴らしいシークエンスではないでしょうか。 書を捨て銃を鞄に詰め込む描写には文明の敗北を感じた。
ざべす
4.0
想像した砂と下劣さを撒き散らす荒涼とした世界だった。 『ランボー』のテッド・コッチェフ監督。 ランボー見たことねぇ!! そんなこと関係なくジャケットに一目惚れ。 酒に酒を酒と重ねて千鳥足なのは、気持ち良く泥酔しているのか悪酔いなのか… 野蛮なカンガルー狩りがあるので注意!!
AOI.BJ
5.0
テッド・コッチェフ監督作品。いかにもマカロニ・ウエスタン風のジャケットだが、その中身はまるで違う。乾いた空気感と、人間のドロドロとした本性、さらにリアルの動物を使った演出も相まって不快すぎる映画に仕上がっている。 フォーク・ホラー的な要素を含み、これ以上ないほどのインパクトを残す本作は、後世に語り継がれるべき傑作である。
akubi
4.0
したたる汗とともに、理性までもが蒸発されゆくあの街の熱気。理不尽も不条理も笑い飛ばして撃ち殺してゆく。月も星もみてみぬふりをきめこんでる。運が定めた出口のみえない青春は、延々と灼熱の蜃気楼のなかでめぐり、朽ち果ててゆく。
che bunbun映画ブロガー
5.0
退勤時間を見る。あと10分、5分、1分...そして定時!バカンスの始まりだ!この高揚感から始まる『ランボー』のテッド・コッチェフ監督作は、殺人鬼も幽霊も出ないが怖い。 恋人の待つシドニーへ向かう途中の田舎町でビール、ステーキ、博打と歓待の回転寿司に巻き込まれた男が町から抜け出せなくなる。 うだるような暑さ、二日酔いの朦朧とした世界で見る快楽の地獄にゾクッとしました。 ちなみに、本作はクリスマス映画です(オーストラリアの冬は暑い)
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