ある少年の告白
Boy Erased
2018 · ドラマ/伝記 · オーストラリア, アメリカ
115分
(C)2018 UNERASED FILM, INC.



ジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)はアメリカの田舎町の牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)のひとり息子として愛情を受けて育ち、輝くような青春を送っていた。しかし思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性が好きであることに気づく。ジャレッドは意を決してその事実を両親に告げるが、二人はその言葉を受け止めきれず、動揺する。父から連絡を受けた牧師仲間が続々と家を訪れ、助言をする。父は、「今のお前を認めることはできない。心の底から変わりたいと思うか?」とジャレッドに問う。悲しげな母の顔を見たジャレッドは、決心して同意する。ジャレッドは母の運転する車で施設に向かう。治療内容はすべて内密にするなど細かな禁止事項が読み上げられ、部屋へと案内されると、白シャツの同じ服装の若者たちが弧を描くように椅子に座っていた……。
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キャスト/スタッフ
レビュー
90+動画
挿入曲情報

Summer Time (Intro)

The Good Side

Road Trip

Road Trip

The Rules

Genograms
さやか
4.5
今までの人生の中でLGBTQに対して偏見を持つ人もいて、それはそれでそうゆう価値観を持っていても正すことや話し合うことはしてこなかったのは自分がそのマイノリティーの中の人だと思われたくない気持ちがあったからだ。 自分の周りには世代もあると思うけれど自分のセクシュアリティについて公言している人もいて、ゲイの友達もいてゲイだろうがレズだろうがその人はその人だしなんでそんなに抵抗があったり面白がったりするのか本当に理解できなかった。 日本だとLGBTQに対して話すことはタブーな雰囲気がある。だからこそいろんな人にこの映画だったりLGBTQを題材にした作品を見てほしい。 自分はキリスト教のことについて全く知識はないし、何を信じるかはそれぞれの自由で否定することはできない。 この映画の中のような考えを持つ人は中にはいるぐらいの考えだったけれど病気みたいに治す施設があって、アメリカでは年間7万7千人の人が同性愛矯正セラピーを受けているなんて事実なのか疑問に思うくらい信じられない。 いろんなマイノリティについて偏見や差別があるけれどただ単純に知らないからとかだけじゃなくて、理解しようとしても信じるものを曲げるのことができなくて理解しようとしない壁があって、自分は違うからと行ってなんとも思わない人もいて、全てを変えることは出来ないからもし何かこの映画を見て何か感じたものがあるならどんな形でも行動しなければ努力してほしい、どんな形でも。
about movie
2.5
本作で古典的宗教も差別主義も絶対許せない、と一意に汲み取れば、それこそ危ないのでは?と感じる。 結局、性嗜好矯正、反転して過激なLGBTQ活動やファッション化も、行き過ぎた思想の果て。 自分を認めて、でも価値観の違う人もほんの少しでいいから理解するようにしようね、と劇中の意図もそこにあるのでは。 泊まった先の青年の゛神に罰されるようなことじゃない゛、ラスト父の゛努力するよ゛なんてまさに思想を一方通行に向ける危うい人への言葉。大仰なことではなく、ほんの少し相手に理解を示すだけのこと。しかし私達はそれができない。 別に教会に行かない。けど神を愛してる。意味もないけど、車の窓から手を出したい。ただそれだけ。つまりはそういうことなのだろう。
ちさ
4.5
苦しい…これをトロイとドランが演じることの重さを感じる 映画のような大きな差別や偏見を目の当たりにしたら誰しも間違いに気づくのに、日常生活で溢れる差別は黙認、黙殺されてることの異常さに気づくべき 施設にいるのは、本当に罪を犯している様で泣く人、自分を殺して順応しようとする人、「治っている」ように演じる人、反抗しようとして抑圧される人…… 閉鎖的で盲信的な環境中の危険性や異常さを容赦なく目の当たりにして苦しかった ただ、彼らは愛したい人を愛しただけなのに 何が悪いの?愛する人がいること自体、素晴らしいことなのに それでも、施設の指導者がその後旦那さんを持たれたことを知ると、彼もゲイである自分を抑圧され、殺されてきた過去があるのかもしれないと感じたし、だからこそ入所してきた主人公らにその抑圧が向いたのかもしれない そうだったら負の連鎖過ぎて悲劇すぎるし悲しい 親心もわからないわけではないけど、親から受け入れられない孤独感ややりきれなさは計り知れない どうか、自分の子どもが幸せになるにはどうするべきなのかを優先して考えて欲しい ドランのことは知っているからこそ、ドランがあの施設を「いい場所だ」って言ってることの苦しさが伝わってきて本当につらかっ た トロイの歌声とインタビューでさらに泣く
神木 セイユ@契約作家
3.0
ストーリーがどうとか、シナリオが面白いかとか言う事じゃないんだなと。 ヒューマンドラマに入ると思うけれど、テーマが大事で、深く考えさせられる映画でした。 観て損なし。
みゆ
4.5
同性愛など性的マイノリティーな若者を対象にした厚生施設。 その隠された非人道的な実態に吐き気がした。 ▫︎ とは言え、このテーマはいつの時代になってもデリケートであり万人に前向きに受け入れられるものではないと言うのも理解できます。 こればかりは勉強してどうこうなる事でも無いですからね。 ましてや自分の子供が…となった時、 親としてどんな判断、理解を示すか。 親の立場や職業なども関係してきますし… まさにこの作品ではその辺の難しさを描いていて見応えしかありません。 ▫︎ ラッセルやニコールなど大御所俳優が素晴らしいのは勿論だけど、ルーカス・ヘッジズ演じる主人公の悩み、揺れ動く心境の変化、親との関係、向き合い方、自分はどう在りたいのか…という意思表現がとてもナチュラルで良かったです。 結果的に、自らクソ野郎な施設責任者を演じたジョエル・エドガートン監督最高!な映画でした。
ジュネ
4.0
2019年91本目はここ最近『イット・カムズ・アット・ナイト』など、監督としても才覚を顕している俳優ジョエル・エドガートンの最新作『ある少年の告白』。 アメリカで実際に行われていた転向療法を取り上げた作品なんですが、遥か昔ならいざ知らず、ほんの少し前にも矯正施設での人格破壊がいとも容易く行われていた事実に唖然とさせられます。主人公のジャレッドが次第に自分のアイデンティティに目覚めていく過程や、親子の 新しい絆の形を模索する家族ドラマとして見る趣もあると思うんですが、正直なところそれらに関しては定型通りで新鮮さはないです。 本作で明らかに際立っているのは、矯正施設での異常と呼ぶに相応しい抑圧ぶりを暴き出していくシーンの連続で、これで正しい結果を導き出せると信じている奴らの気が知れません。ジョエル・エドガートンは監督を務めると同時に劇中では施設の所長を演じます。 この男の言動やその他の教員の振る舞いは、むしろLGBTの人々を偏見と差別の目で捉えており、宗教という名を借りた暴力でしかありません。信仰心のあるべき形が、誤った形で定義を解釈する人間のせいで歪んでいく様子を生々しく描いたという点において現在公開中の『魂のゆくえ』に通ずるものがあります。また、逆境に喘ぐ息子と親の真実の愛の形を描こうとする点では『ビューティフルボーイ』に通ずる点もあり、まさに両者のオイシイとこ取りを狙った贅沢な一作です。
はしやすめ
3.5
父の信仰と息子の性的指向という生き様のぶつかり合いだから、初めから最後まで平行線で交わることなく終わるのが切ない。どちらも曲げれるには曲げれるけど、曲げたらアイデンティティを失うからね。 母は、カトリックとしての自分、牧師の妻より 、母としての心を取るから、息子と平行線にならずに済んだのがせめてもの救いだけど。にしてもニコール・キッドマンのこういう誤った行動をしてしまう善良な母親役上手すぎない? 後はグザヴィエ・ドランが出てた事に最後まで気付かなかったし、トロイ・シヴァン君の事は初めて知ったし、セオドア・ペルラン君も可愛いね…。脇が良すぎるよこの映画。 静かで暗いシーンが多いかな。灯りがぽつぽつと見える夜のシーンとか、昼でも暗い。あとはもっと矯正施設のシーン恐怖の演出をつけてもいいのに、淡々とした感じなのがリアルに存在している感じで怖い。救済プログラム(転向療法)の施設があるの、初めて知ったなあ。
Yoshino Kitao
3.0
LGBTQに関して考えさせられる映画でした 聖書の中では確かに同性愛は禁止されています クリスチャンの家庭に育った男の子が自分がゲイだと告白した結果、矯正施設に通うことになるお話 海外では実際にこのような施設があることに驚きました 日本でも数十年前までは同性愛について偏見も多く見られていましたが 最近は同性愛を受け入れる方向で進んでいる気がします ニコール・キッドマンが母役をし 表情や雰囲気から息子のことを思いやっていることが伝わりました。 主人公をルーカス・ヘッジズが演じ、重々しい辛い雰囲気や怒りが伝わってきました。 ゲイの友達の中に家族にカミングアウト出来ずに、悩んでいる子がいるので その子の家族がこの映画の両親のように広い心で迎えてくれたらなぁと思います LGBTQの人として見るのではなく、その人個人として受け止めて行けるといいのかなぁ…
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