私がやりました
Mon Crime
2023 · コメディ/犯罪/ドラマ/ミステリー · フランス
102分
(C)2023 MANDARIN & COMPAGNIE - FOZ - GAUMONT - FRANCE 2 CINEMA - SCOPE PICTURES - PLAYTIME PRODUCTION



1930年代、パリ。映画プロデューサーとして名高い男が自宅で殺害され、売れない新人女優マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)に殺人の容疑がかけられた。マドレーヌは、プロデューサーに襲われ、自分の身を守るために撃ったと自供。親友で駆け出しの弁護士であるポーリーヌ(レベッカ・マルデール)はマドレーヌに台本を用意し、正当防衛を主張するよう指示した。法廷に立ったポーリーヌはその演技力と美貌を活かして人々の心を揺さぶる陳述を披露し、裁判官や大衆の心をつかみ、見事無罪を勝ち取る。そしてマドレーヌは悲劇のヒロインとして一躍時の人となり、大スターへの階段を駆け上がっていった。そんなある日、二人の前に往年の大女優オデット(イザベル・ユペール)が現れ、プロデューサー殺しの真犯人はオデットであり、マドレーヌたちが手に入れた富も名声も自分のものだと主張。彼女たちは犯人の座を賭け、駆け引きを繰り広げ……。
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ユウ
3.5
脚本が上手いと感じるコメディ。後日談まで面白い。いかにもなフランス映画。主演2人が美しい。
星ゆたか
3.0
2024.11.4 映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”を廻って3人の女達が繰り広げる騒動をユーモアたっぷりに描いたクライム(犯罪)ミステリーです。 フランソワ·オゾン監督(67年生)映画としては本国フランスで[8人の女たち](02)などと並ぶ大ヒット作品。 ちなみに私の好きな他の作品はというと。 [まぼろし](00)[スイミングプール](03)[婚約者の友人](16)等です。 3人の女に扮するのが。 売れない女優でその犯人の容疑者役マドレーヌにナディア·テレスキェイッチ(96年生)。 (5ヶ月も家賃滞納の貧しい)ルームメイトで新進弁護士、彼女の裁判法廷にも立つ。 ポリーヌ役にレベッカ・マルデール(95年生)。 この2人、マドレーネの方が女性特有の肉感的対応で人にあたり。 ポリーヌの方はどちらかというと中性的(女性よりの)で。 しかし周りの人間の言動に対しての微妙な繊細な表情の変化を見せる芝居(どこかマドレーネへの想いも特別?同性愛?)。 そして中頃から登場し圧倒的存在感の往年の女優オーディット役にイザベル・ユペール(53年生)。この役をベテランらしい余裕の楽しみ方演技で見せます。 そして肝心な事は、物語の本筋の映画プロデューサーの、女優への性的嫌がらせからなる殺人という物語設定ですが。 後の裁判の焦点『社会的弱い立場の女性を、権力を持つ男性が、性的に虐げる現状に対しての訴え』としてる所。 これは、物語の時代が1930年代だから今日より、なおさら強いですし。 だからその点からも、本作制作意図は。 時を経た近年の、あの米国ハリウッド映画界のですよ。 ハーヴェイ·ワインスタインの長年の性暴力事件(≠MeToo)に発端があるのでしょう。 また殺人を犯して世間を騒がせた人物が、事件の話題性を利用して人気を得る(女優の仕事が増え豊かな暮らし)途中までの本作は。 どこかあの日本のマスコミ報道で有名になった。 兵庫県知事の2人の人命が消失したにも関わらず。 世間のバッシングで“知事が可哀想”と同情し、あの彼を支持する人達が現れ、再選する現状(SNS旋風を駆使した)を彷彿させる。 だから何も起こしてない人よりも。 事件を起こした者が得をする社会の矛盾と不公平さを。 『殺人犯の座を奪い合うという展開で笑いで転化し、社会を諷刺した』作品と云えようか。 また途中で『私がやりました』の犯人が別に存在し。 そこからまた“どうなる?”の物語の視点が変わるのだけれど。 この前半の“自供犯人”の裁判で 『女性権利の主張弁論』❲①男達の本能の前に世間は無視❳❲②だから腐敗したこの社会で、孤独で貧しく正直な女の大義で勝利を❳が世間に共鳴され、正当防衛性で殺人犯人が無罪になる展開は。 同じように、最後の映画の世界から舞台の現場に流暢に転化する場面作劇展開が象徴する“鮮やかさ”と同等の醍醐味で。 映画の中の劇場観客同様、この映画視聴の私たちも『ブラボー‼️』と喝采の声をあげたくなるのです。 また映画の魅力として、時代背景描写がとてもいいですよ。 例えば1936年公開のビリー·ワイルダー監督(渡米後).ダニエル·ダリュー主演の[ろくでなし]を劇場で2人が見る場面までの夜のパリ町光彩の雰囲気とか。 それと対比して日中の紅葉の街角との鮮やかな 撮影(マニュエル·ダコッセ)。 登場人物各々のあの時代のファッションもいいですね。 衣装のパスカール·シャバンヌさん。 そして美術装置のジャン·ラバッセの。その中のクラッシックカーも見ものです。 また脇役人物造形の芝居妙味が楽しい。 例えば殺人事件に関わる警部·予審判事·書記の3人のやりとりの間の抜けた滑稽さや。 その後の裁判法廷の相手方検事の発言とか。 更に更に事件の周り、外から3人の女達に絡む。 マドレーヌの婚約者(タイヤ会社の息子だが)勤労意欲に欠けた男なんて。 なんと彼女への愛は他の持参金付きの女と結婚し、愛人関係になろうなどと真面目な顔ていう漫画チックぶりです。 ただそういう男をぼやきながら彼女はなおも、自分が働いて養うというんですから。 もうどうぞお好きなように。 あるいは、その父親で最初は息子の結婚に反対(犯罪者とは当然)し、実は、自身の会社経営が芳しくないので。考えを柔軟に認めようとする、ちゃっかり人の会社社長もね。 予審判事の友人で土建屋で紳士的言動でこの逆転犯人劇のまとめ役になる人物など。 周りの人間像が各々面白いのも見所たくさんですよ。 ここで最期にフランソワ·オゾン監督の演出を。 ①登場人物の“過去の推理の再現”は白黒で無声映画風にし。 ②色鮮やかでレトロな調子と新しい感覚の現在進行も《映画·俳優》讃歌的魅力といった所かな。 そうそうエンディング描写もお楽しみ。 お見逃しなきよう!
うにゃ
3.5
ネタバレがあります!!
ちびユウ
3.0
1930年代のフランス、女性軽視を訴え、ブラックなコメディで駆引きを繰り広げる。 女性が知的で巧み。 翻弄しているのは気持ちがいい。そして、上手くいきすぎなところがコメディ感溢れている。 それなりには楽しめましたが、新しさがないので、おそらく印象に残らない気がします。
怒野デス郎
4.0
「茶番劇」ってネガティブな印象を与える言葉だけど、これはとても愉快で楽しい茶番劇 フェミニズムの映画だし、少しずつ良くなってるとはいえ、90年前と今と本質はあまり変わってないかもなぁな話だけど、物語はとにかくハッピー 「いやいくらワインスタインみたいな人間だったとはいえ、人間が一人死んでるんだぞ!殺人なんたぞ!?」って納得しない人もいそうだけど、この映画はこれぐらい軽薄でちょうど良いのだ
Machango
3.5
ネタバレがあります!!
ひでP
3.5
2024年08月08日SOD。 さすがに面白い。 フランス映画。 この映画に出てくる映画、「ろくでなし」ビリー・ワイルダー(1934年)。 洒落が効いてる。 時代設定は1935年。 監督、『8人の女たち』のフランソワ・オゾン。 映画プロデューサー殺人事件を巡り、3人の女たちが騒動を巻き起こす。 主人公の2人をナディア・テレスキウィッツとレベッカ・マルデール。 彼女たちの前に立ちはだかる大女優をイザベル・ユペール。 共演、ファブリス・ルキーニ、ダニー・ブーン、アンドレ・デュソリエ。 著名な映画プロデューサーが自宅で殺害され、新人女優・マドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)が容疑者として連行される。 彼女はプロデューサーに襲われて自分の身を守るために殺害したと自供し親友の新米弁護士・ポーリーヌ(レベッカ・マルデール)と共に法廷に立つ。 正当防衛を訴えるマドレーヌは人々の心を揺さぶる陳述を披露し無罪を勝ち取る。悲劇のヒロインとして一躍スターになる。 そんな彼女たちの前にかつての大女優・オデット(イザベル・ユペール)が現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。 【フランソワ・オゾン】 SCREEN・ONLINE 2017年フランス映画上級・中級・初級ベストテン。ランクイン。
ハナ
4.0
めっちゃ良い~フランソワオゾンの描く女性が好き。冒頭のシーンはshe saidを思い出す姉妹のような映画。イザベルユペール様の登場を心待ちにしていたし、登場シーンの華麗な立ち振る舞いに完璧に惚れてます。絡みもめちゃ良くて、特にポーリーヌとはもっとシーンをください。フランスの裁判は何度見てもいいな~、男女が平等ではない限り犯罪があるのはすごく納得するし、ほぼ全ての犯罪に通ずる気がする。衣装がすごく可愛いし、ソーセージかじるユペール様見れたし、ラストは最高じゃないか。男性のスタンスが様々なのも温かくて好き。色んな一面があることが肯定されてる。担当検事の補佐官みたいな人が検事をバカにする文言だけタイプしてたのめちゃ笑える。最後まで抜け目なく面白い。新聞最高。久々に幸福感を得られる映画だった。
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