リリーのすべて
The Danish Girl
2015 · 伝記/ドラマ/ラブロマンス · イギリス, アメリカ, ドイツ, デンマーク, ベルギー, 日本
119分



1930年。デンマークに住む風景画家アイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、ある日、肖像画家である妻のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に頼まれ女性モデルの代役を務めることに。これをきっかけに、アイナーに内在していた女性性が目覚めていった。次第にリリーという名の女性として過ごすことが多くなっていき、心と身体との不一致に苦悩を深めていくアイナー。ゲルダもまた、アイナーが夫でなくなっていくことに困惑するものの、やがてリリーこそがアイナーの本来の姿であると理解し受け入れていく。そしてパリに移住し解決の道を探す二人の前に、ある婦人科医が現れる――。
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キャスト/スタッフ
レビュー
400+挿入曲情報

The Danish Girl

Gerda

Gerda

Make-up & Costume

Make-up & Costume

Danish Waltz 2
にしにし
4.0
"リリー"が本当の自分になるまでの物語であるのと同時に、妻が夫を徐々に失い、孤独と苦悩に苛まれながらも、より大きな愛を手にするまでの物語です。トム・フーパー得意の、被写体深度の浅い画面が登場人物たちの心情を雄弁に語り、"リリー"が自身の存在を認知していく中盤まではある意味サスペンスのようなハラハラ具合。 主演のレッドメインは序盤から"美人"過ぎてどうかと思いましたけど、途中からは、"リリー"になっていくプロセスはもとより、後半の"リリー"のさま自体も素晴らしい。そして、それ以上に圧巻なのは、妻を演じたアリシア・ヴィキャンデル。愛する人をゆっくりと失っていく妻の苦悩や悲しみにも物語の焦点が合わされ、何度も涙するのは、彼女の名演あってこそです。駅での別れのシーン以降、泣きっぱなしで困りました。 二度目の手術の前にリリーが流す涙に、本当の自分を見つけるのは、幸せなことなんだろうか、って思ってました。考えは人それぞれだろうけど、ラストシーンのあれに涙した人なら、きっと答えは同じはず。 個人的には、今年上位に入りそうな映画でした。
神木 セイユ@契約作家
5.0
まず観ようか迷ってる方に…この映画、凄くテンポが良く、長尺でもだれないので観やすいです。実話を元にしております。 画家の夫婦。人手が足りないということで、急遽妻は旦那にモデルを頼み女装させます。それからだんだん頻繁に女装をしたがり……。 一見粗筋は性転換のお話なのかな?と思われがちですが、根本にあるのは夫婦愛です。また夫婦間に子供はいないので、物語がスっと入ってきます。 妻が戸惑ったり、男勝りに頼りになったり、女らしい一面を魅せたり、夫の役に負けてないんです。なので観ている方は、「奥さん有能だなぁ」という感じかな。 全く理解を示さないガチガチの奥さんだったら、こんな風に語り継がれないストーリーだったのではないでしょうか。 面白かったです。
てる
3.5
エディ・レッドメインが美しかった。やはりこの作品の一番褒めるべき点はそこだろう。彼の演技力と美しさがこの作品の肝であり、人気の要だろう。この作品が女性に人気があるのもわかる。1926年のデンマークが舞台であり、その美しい装飾が全体の雰囲気を作っている。題材が題材だけに衣装も凝っているし、画家夫婦が主役なだけあって、常にお洒落な雰囲気が漂っている。 画家という職業の人がどうやって生活しているのかまるで知らない。ましてや1926年の海外のアーティストの生活事情なんて知る由もないが、この作品を観て憧れるのはわかる。そういうお洒落でいて、アーティストでいて、波瀾万丈な生き方をしたこの二人の物語が世の女性たちにうけない訳がない。ましてやその女装が美しいとなれば 、この作品は成功してしかるべきなのだ。 世界で初めて性転換手術を受けた男の話し。彼が、後に続く性に悩む人たちに勇気を与え、今に至る。今やセクシャルマイノリティーやLGBTなどの言葉が世間に浸透し、彼ら彼女らの存在を受け入れている。そう考えると彼の行ったことは偉大である。彼の勇気や信念は尊敬に値する。 でも、この物語を紡いでるのは彼の奥さんだ。ゲルダのことを想うとアイナーは自分勝手なように見える。 いや必ずしもそうとは言えないかもしれない。そんな自分勝手な人に惹かれていたのかもしれないし、彼の女性的な美しさに惹かれていたのかもしれない。リリーを描くことで、収入を得ていたわけだし、この二人の関係性は夫婦という枠組みにはあてはらまないのだう。しかし、常に献身的に彼に寄り添い支えている彼女を観ていると哀れでならない。 女になりたいアイナーと夫婦でありたいゲルダ。この二人の間を繋ぎ止めていた感情とはどんなものだったのだろうか。愛? 友情? 果たして言葉にするのは難しいが、この二人が築き上げた絆は硬いものであった。特にゲルダがアイナーに捧げた愛情は人一倍強かった。なぜそこまで彼を愛せたのかは正直わからない。かなり振り回されている。でも、その献身的なその姿に感動したのは確かであった。
どりんこ
5.0
切なすぎて泣けました。 1920年代、世界初の性転換手術(♂→♀)を行ったリリー・エルベ(男性名アイナー・ヴェイナー)という実在の人物と、それを受け入れて支えた妻ゲルダの物語。 ある出来事をきっかけに、夫が次第に夫でなくなっていく。 最初は冗談で始めたことのつもりが、いつの間にか本当になっている。しかもそのきっかけを作ったのはゲルダ自身。 苦悩する夫のそばに居ながら、愛する人が消えていく様を見て、苦しんでぶつかってなお、最後まで支える決意をしたその姿がたまらなく切なくて美しい..。 もちろんアイナーも、友人ハンス、ウラなど登場人物も含め、無駄なところがない。 アイナーは最初から最後まで繊細で色があって、美しい。 表現を緻密に突き詰めて、指の動きひとつにも細心の注意を払っていたんだと思います。 最初はアイナーの物語なんだけど、いつの間にかゲルダの物語になっている。 作品全体を通じて、揺れ動く感情を台詞以外の間とか仕草で表現しているところが伝わってきます。 最後の締め方もよかった。 感じるところは人それぞれだと思いますが、個人的にはドストライク。 お薦めしたくなる作品でした。 NetFlix
ぽょん
4.0
切なくてでも強くて悲しくて美しい
montine🐈
4.0
ゲルダは中性的な部分も含めて愛していたのか罪悪感も少しあったのか心の中は複雑だったと思うけど愛した人が一番の理解者でずっと支えてくれたことはリリーにとって心強かったと思う エディ・レッドメインが美しいし幼なじみのハンス役のマティアス・スーナールツも むちゃくちゃかっこいい!
みゆ
3.5
最後までアイナーを側で支えた妻ゲルダが素晴らしい! 身も心もリリーとなってもゲルダへの愛に変わりがないとしても、実際のところなかなか受け入れ難いと思うんですよね。 時代が時代だし世間体もあるし。 ハンスへ傾いても責められないわ〜て気持ちで見てたんだけど、既のところで踏みとどまって驚いたもんです(^^;) (自分がリリーを呼び起こすキッカケを作ったからなのか?) そんなゲルダとハンス、ヘンリクなど身近に理解者がいた事が何よりの救いですね。 結末はどうあれ、己の意思を貫いたリリーは幸せだったと思います。
ねこlove
4.0
まだトランスジェンダーやLGBTについて認識すらされていなかった時代に生きた主人公のリリー(アイナー)の物語。今は医学の技術も進歩しているけど、この時代の性適合手術はとっても大変だったはず。主人公のリリーはもちろん、彼女を支える妻ゲルダの献身的な姿にも敬服!愛には性別を超えた色んな形があるなと。
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