凸凹西部の巻

The Wistful Widow of Wagon Gap
1947
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男が男であった時代の西部、ワゴン・キャップの町へ、男が男ならぬ2人組デュークとチェスターが乗り込んだ。酒場の前でチェスターが空へ向け一発射つと、途端に2階から死体が転落し、たちまち殺人犯として絞首刑にされかかる。ところが殺人犯は被害者の家族を扶養する義務ありという州法に依り、チェスターはホーキンス夫人と7人の子供を世話することになる。この恐るべき義務を引き受けねばならぬので、チェスターを殺すことは皆が御免こおむる点に眼をつけ、町長はチェスターを保安役にする。酒場の経営者フレイムが金塊を積んだ駅馬車を襲う計画を立てるのを知ったチェスターは、怪我の功名で取り押さえる。それをきっかけに、酒場に逃げ込んだフレイム一味は、正義の若者ジム以下の自警団に捕縛される。そしてホーキンス殺しの真犯人はフレイムと判明したので、チェスターの義務は解放され、デュークと共に黄金の花咲くというカリフォルニアへ向かった。

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