籠の中の乙女
Kynodontas
2009 · ドラマ/サスペンス · ギリシャ
97分
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ギリシャの郊外にある裕福な家庭。一見普通に見えるこの家には、他人の知らない秘密があった。父(クリストス・ステルギオグル)と母(ミシェル・ヴァレイ)が、長女(アンゲリキ・パプーリァ)、次女(マリア・ツォニ)、長男(クリストス・パサリス)の3人の子どもたちを、外の世界の汚らわしい影響から守るためにと、ずっと家の中だけで育ててきたのだ。邸宅の四方に高い生垣をめぐらせ、子どもに“外の世界は恐ろしいところ”と信じ込ませるために作られた厳格で奇妙なルールの数々。学校にも通わせないその様子は外の世界からすれば異常なことだったが、純粋培養された従順な子どもたちはすくすくと成長し、幸せで平穏な日々が続いていくように見えた。しかし、成長につれて好奇心を芽生えさせた子どもたちは、恐怖を覚えつつも、次第に外の世界に惹かれてゆく……。
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さちゃちゃりーぬ
2.0
最後のシーンで大きめの「えっ!?」が出てしまったなぁ。スッキリしない終わりにモヤモヤ。 作品自体もなんかずっと狂ってる空気がまとわりつくというか…不気味。 ゾンビとは黄色い花のこと、とか単語を違う意味で教えてたり、犬の鳴き真似を家族でしてたり。モザイクシーンも多々あるし。そしてあの不気味なダンス…すごく狂気を感じて、見ていると不安になってきます。作品全体的にそんな雰囲気がずっとある感じ。 同じ監督の、聖なる鹿殺しはおもしろく見れたんだけどなぁ。この作品はちょっと合わなかったかな。不快な気持ちになってきてしまう。普通に子ども達がかわいそう。 2024.2.14
shimabukurock
見ている最中
最初。 さっぱり意味がわからなかった。登場人物の顔も名前もさっぱりわからない。 何を言ってるのか、何が行われているのか。まるでわからない。 しかし…実はちゃんと描かれている。 一見「わからない」は本当に思考停止なのだと反省する。 そして、驚いてしまう。 映画という表現は凄い。 登場人物たちは「家族」だということがわかる。 結局のところ、「親」に閉じ込められている。 無菌状態の「家庭」の中で「安全」の代償に「犬」の暮らしをしている。 子供たちが外の世界を知ることを嫌悪する父。 しかしふとしたことで世界を知ってしまう娘。 それは…映画の中にあった。「ロッキー」や「ジョーズ」や。「フラッシュダンス」。 ニコニコしながらその歯をへし折り、見事に脱出。 あまりにも説明はないが、確かに奥の深い物語が顔を出す。ヨルゴス・ランティモスはやはり映画によって物語を語る作家だなぁと痛感する。 意味わからないけれど、きちんとわかるようにつくっている巧みさに圧倒される。
ゆうむら
2.0
状況わかるまでの意味不な怖さ、把握できてからも緩く長い坂を歩くように一定してゆっく継続する怖さ。そしてそのままラストシーンからエンドロールまで怖っ。他の方の反応早く読みたい
Balloon Flowers
3.5
奇妙な一家のホームムービーを観ているよう。とにかく気持ち悪い。音楽もなく、定点カメラで淡々と進んでいく変な映画。ロブスターがだいぶマシに見えてくる。終わり方はロブスターと似ていて、観客に委ねる形となっていたが、こちらも色々考えさせられる。
ゆうゆう
1.5
観ていて、なんだこれって思ってたら、あの摩訶不思議ロブスター と同じ監督の作品だったw 私には、こういう世界観の良さが全然わからない。 今作も全く意味不明。変態作品😓
riri
4.5
あ〜精神に悪くて あ〜〜面白かった! 面白かったと短絡的なレビューは控えるつもりでも、ラスト子供らはどうなるのか!?で、頭が持ち切り。面白かった〜✨ ヨルゴス・ランティモス監督作品はまだ「聖なる鹿殺し」しか観てないけれど、静かにズーンと鬱気になる映画が巧いな。 父親の独断の 子供たちへの縛りが、異常。後半まで観ると妻も縛られている事が分かる。 庭から外へ出たことがなく、原題「Dogtooth(犬歯)」の通り、犬歯の抜ける日を迎えるまで家族だけで 父親の言いつけを守って過ごす。 しかし大人になって犬歯が生え変わるはずもなく…外の世界へ出られることは一生、実は無いのだ。 年頃の長男に与える、性行の為だけの女性。 その女性の少しの裏切りで、純粋培養された好奇心旺盛な子供達は知ってはいけない"この世の常識"を少しずつ知っていく。 バースデーの日は、綺麗に飾られた室内と料理で幸せな図であるが、娘の披露する踊りは小刻みで私達の知るそれとはあまりにも違う。 元ネタ映画の「フラッシュダンス」を模した、振り付けでもあるので伏線回収も面白い! パロディといえば、プールのシーン「ジョーズ」など映画好きを愉しませる。 傲慢で鬼畜な父親のオナニーと化した家庭のルールは、 一見純粋だが 私たちの世界から視ると嘔吐もの。 反したときの父親からの叱咤も怖い怖い。 最後、でてきたのかな…出なかったのかな どちらが良かったんだろう。 狼に育てられた子供も、どちらが良かったのか私は分からないから。
nao
3.5
ルールの下に蔓延る狂気 淡々と流れる映像、そして一貫して乾燥している清々しい空気感 その乾いた空気感の中で描かれるのは、箱庭世界の虚構と現実 子供達の心を操作し、自分の意のままに何かを信じ込ませようとする両親 人間のエゴと一度覗き込みたくなるような人間の独占的な感情を描き、その危険性を表す作品 当然だと思わされた固定概念や常識などは自分の行動を制限し、広い視野を持たせようとしない この映画が描くことは現代社会を生きる自分にも通じる話になるのかなと思いました🤔 独特な世界観と薄気味悪さ そして、明確な答えは出ないけど、多くの答えを含んでいる所はやっぱりランティモスの映画😀
アルジャーノン
4.0
ネタバレがあります!!
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