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シャッター アイランド
Shutter Island
2010 · ミステリー/サスペンス · アメリカ
138分
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平均 ★3.5
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ボストンの沖合いに浮かぶ孤島シャッターアイランド。そこには、精神を病んだ犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があった。1954年9月、連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、相棒のチャック(マーク・ラファロ)と共にこの島を訪れる。目的は、女性患者失踪事件の捜査。レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)という犯罪者が前夜、鍵のかかった病室から消えてしまったのだ。行方を追う唯一の手がかりは、“4の法則”という暗号が記された意味不明な一枚の紙。病院長ジョン・コーリー(ベン・キングズレー)から事情を聞いたテディとチャックは、休暇で島を離れたドクター・シーハンが事件に関与していると推測、聞き込みを開始する。だが、患者からはレディスどころか、レイチェルについても何の手がかりも得られない。“4の法則”は一体何を意味するのか?深まっていく一方の謎。果たしてテディは目的を果たし、この島から脱出できるのか!?
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キャスト/スタッフ
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500+
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ちはや
4.0
予備知識ほぼゼロから視聴。 ・ 見終わった直後は、まぁそういうストーリー展開か……程度の印象で星3評価を付けたけれども、僅か数分後に映像のあちこちが気になり始めて再度頭から視聴。 ・ 結末を知ってから再度視聴すると、様々な印象の変化が起こる作品はよくある。 (ちなみに二度見ることが前提の映画、つまり一度の視聴では理解不可能な作りになっている作品はルール違反だと思っている) でも本作で起こる「印象の変化」は、よくあるそういう作品とはレベルが違う。なんせ何もかもが根底から変化するのだから。 ・ 役者の演技がまた絶妙で、一度目は少し破天荒な熱い保安官に見えたテディが、二度目は一つ一つの仕草も直視するのが躊躇われるほど痛々しく滑稽に見える。一度目は真意がよく分からず、控えめ過ぎてあまり印象に残らなかったチャックが、二度目は患者に寄り添い心配そうに見守る献身的な保護者に見える。 ちゃんとそう見えるのである。 ・ 一度目に違和感を覚えたやる気のない捜索隊も、二度目は隅々の人たちまでは演技が徹底できないリアリティを感じ、一度目はこんなに陰謀まみれの状況で嵐の中誰にも目撃されずに消せるテディが動き回っているのに殺されないことに違和感を感じていたシーンが、二度目はシーアン先生頑張れ……に変わり。 ・ ナチスばりの人体実験、密かに繰り返される理不尽非道なロボトミー手術、政府を巻き込んだ隠蔽工作、そんなん陰謀論信者が喜んでよく唱えてる妄想そのままじゃん……と脚本への信頼性をすっかり失ったまま視聴を投げなくて良かった。 だって本当に妄想そのものだったのだから。 ・ 最初はラストのセリフが好きでなかった。作品のテーマを登場人物に喋らせるというのは安直に見えるから。 でもこのセリフは、視聴者に向けて知らしめるためのセリフではなくそのままシーアン先生に知らしめるためのセリフだったのだと思ったら、切なさが胸に迫った。 ・ この映画は、院長とシーアン先生の戦いのえいがでもある。大掛かりなロールプレイ治療を計画立案し、患者に非条理なロボトミー手術を施そうとする組織との戦い。 患者は必ず治療できる、正気に戻せる。自分たちは正義のために患者に寄り添い惜しみない協力をする。 しかし、その一大作戦の結果目覚めたレディスは、自分が妻を殺害し子供を助けることが出来なかった「モンスター」だった現実にとても耐えられなかった。治療は成功してそのことに気が付いたけれど、無理矢理にでも妄想であると分かっている「善人」正義感溢れる連邦捜査官のテディに戻ろうとした。 なんて切ないんだろう。 誰も幸福にならなかった。 自分を守るために作った偽りの仮面を無理矢理剥ぎ取られたレディスは、踏みにじられたそれをもう一度被ることでしか自分を保てなかった。 こう思ってクライマックスのシーンを見ると、必死に抵抗するテディが切な過ぎる。 ・ 正論が必ず誰もにとって良いこととは限らない。 自分の信ずる正義が誰もに幸福をもたらすとは限らない。 じんわりと切ない余韻を残す作品だった。 ・ あと、音が本当にかっこいい。 オープニングの汽笛からそのままメロディになるところとか何度見ても痺れるくらいかっこいい。 それ以外で特に好きなのは、妻と抱き合う夢の中で窓の外に湖畔が映された時に遠く反響する何かの鳴き声。 反響音、不協和音が内容とリンクして。 ・ 一度で理解できる。でも二度目を見たくなる。 そうして見た二度目は一度目の100倍面白い。 あとシーアン先生に恋した。 多分これからもまた何度も見ると思う。
ネタバレがあります!!
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94
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コウキマン
4.0
2021.3.7.015 2023.7.30.058 ネタバレあり 凶悪犯であり精神病の患者の収容所がある孤島、シャッターアイランド。ここで女性囚人が脱走したとのことで、主人公テディと相棒のチャックが捜査に入る。テディは、ここではナチスをお手本にして精神病患者を使ったロボトミー手術(脳の一部を切除することで不安や発作を抑える手術。しかし人格を変えたり、知能低下などの副作用が確認されている)等の人体実験が行われていると睨んでいる。捜査を進めていくなかでそれは確信に変わっていく。我が子3人を溺死させた囚人との接触や、度々夢に出てくる亡き妻のメッセージ等に苛まれながら、テディはこの島で行われる陰謀を暴こうとする。 スリリングでミステリアスな雰囲気で迎える、クライマックス。正直なんとなく真相は、ほぼ初めから察しちゃってました。なぜならwatchaが「高評価をつけた“アザーズ”に似ている作品」と紹介していたから!(笑) しかし難解ながらも引き込まれる面白い映画でした。ロボトミー手術にも興味が湧いた。
38
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眠る山猫屋
4.0
Amazonにて再見。 じっくり観るととても面白い。奇妙な雰囲気を楽しめれば。 ラストシーン。善人として死ぬか、モンスターとして生きていくか。問いかけが、テディではない本来の心の有り様を物語る。切なくも素敵なシーンだ。
17
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しまとも
3.0
デカプリオが心の病んだ犯罪者が収容されている島で右往左往する話。島で起こった事件を追う保安官だけど、観ているうちに何だか混乱していく。雰囲気も不気味。話はややこしかったけど、最後まで緊張感持って観れた。
14
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かんたろ
3.0
見直した。上での感想。いや、いいシナリオだわ。サイコスリラー的な閉鎖空間の推理小説で、不気味な描写が見入ってしまう。サウンドが重く冷たい雰囲気で、過去のトラウマとマッチしてる。ラストのセリフはこの映画の最大の見所といってもいいかもしれない。
13
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ぴよそら
4.0
一度観て、少しモヤモヤを抱えた頭で納得したつもりでした。でも他の方のレヴューを読み、気になってもう一度翌日観てみました。 もうビックリ!レヴュー通りでした。 全く違う目線で観るので感じ方も全く違う。一度目は妄想の世界、二度目は現実の世界。参りました! ひとつ気になるのは、失踪して戻ってきたレイチェル役の鬼気迫る演技。テディを困惑させますが、ここまで演じる必要あるのか?これは彼女のアドリブとかではなく、あくまでテディの妄想の一つでそれをなぞってるにすぎないのかな?
ネタバレがあります!!
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11
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dh
4.5
・後半ぐわ〜っと面白くなった! …けどそこに至るまでがちょっと退屈だったかな… 予備知識なしで見たかった気持ちと、予備知識なしなら途中で投げ出してたかもしれないという気持ちがせめぎ合ってる笑 ・真相がかなり重たいな…
11
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FUKUYAMA T.
4.5
サスペンス、PG12。 ジャケットを見て、主役はデンゼル・ワシントンだと思い込んでいたら、ディカプリオだった。 どんな事件を解決するのだろうと思っていたら、なんとそんな話ではなかったのだ。 途中でストーリーの展開に疑問が見え始め、もしや?と思ったら、そのとおりだった。お前が悪いのか!って感じで。 本作品を見てわかったことは、精神障害というのはなかなか治らない、ということ。
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