ザ・ファイター
The Fighter
2010 · 伝記/ドラマ/スポーツ · アメリカ
116分
©2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.



マサチューセッツ州の労働者の街ローウェルに、性格もファイティングスタイルも全く違うプロボクサーの兄弟がいた。兄のディッキー・エクランド(クリスチャン・ベール)は、かつては実力派ボクサーとして活躍、現在は弟のトレーナーに専念している。外向きにはユーモアとカリスマ性に溢れた男だが、実は傲慢で欲望に弱く、数年前に手を出した麻薬に今ではすっかり溺れていた。一方、父親違いの弟ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)は、ボクシングの全てを兄から教わった。だがミッキーは、兄とマネージャー役の母アリス(メリッサ・レオ)の言いなりで、彼 らが組んだ明らかに不利なカードで一勝もできず、不遇の日々を送っていた。
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
隣の唐十郎
3.0
ボクサー兄弟のサクセスストーリーですが、底辺生活の荒んだ家族ドラマでもあります。 兄のディッキーは元天才ボクサーだけど星を掴み損ねた男。今ではすっかりジャンキーです 。 母は再婚して、腹違いの姉妹がゾロゾロおりましてサッカーチームでも作れそう。そんな環境で兄きがセコンド、ビッグバッドママがマネージャーだから、ろくな試合も組めずに弟ボクサーのミッキーは連戦連敗。 [家族愛]の名の下に利用関係が根付いている依存体質が、危機感を抱かせます。 家族と少し距離を置き本来の実力を取り戻したミッキーが掴んだ世界タイトル戦。グダグダだけど、切っても切れない家族の縁と兄弟愛。それが彼の力の源だから仕方ない。実話ならではの[絆]の物語は綺麗事じゃないだけに真に迫ってます。
about movie
3.5
色々な格闘ものがあるけど、特段しがらみが多い主人公。なんでそこで兄貴の肩持つんだよーとか思いつつも、全員がいなければ成せなかった世界チャンピョン。 話も良かったが、俳優陣の演技が素晴らしい。
wishgiver
4.0
ローウェルの英雄を演じるクリスチャン・ベイルの迫真のヤク中演技が有名だけど、エイミー・アダムスのこういう強い女の演技もとても好き♪ マークがひたすら兄を尊敬する姿も愛おしい(^^)
きんた
3.0
マーク・ウォールバーグ主演。 お兄ちゃんの言う通りでした。 異父兄弟のディッキーとミッキーは、共にプロボクサー。兄のディッキーは地域の期待を一身に背負う名ボクサーだが、その短気で怠惰な性格から破綻した毎日を送っている。一方、弟のミッキーは才能に恵まれず、世界チャンピオンなど夢のまた夢。過保護な母親アリス、そして兄のディッキーに言われるがままに試合を重ねるが、一度も勝利を収めることが出来ず、次第に家族の絆もボロボロになっていく。そんな中、薬物中毒となった兄ディッキーが、監獄送りに。ミッキーは彼と縁を切る決断をする。ミッキーを支え続けるガールフレンドのシャーリーンと共に再起をかけてトレーニングを重ねるが、そんなミッキーに、ディッキーは監獄の中からもアドバイスを送り続ける。どんなに弟に否定されても、弟を応援し続ける兄。そして、兄の出所の日、ミッキーはディッキーをふたたびコーチに向かえ、二人三脚で再度世界の頂点を目指し始める。 真実を基にした作品。兄の影に隠れていたミッキーが、家族との関係がグチャグチャになりながらも、最終的には兄の力を借りて世界王座に輝くサクセスストーリー。 マークさんの筋肉は凄いですね。ボクシングシーンは結構リアルです。 エンドロールで、本当のミッキーとディッキーが出てきますが、ディッキーがクリスチャン・ベイルが演じたそのものでしたね。
dreamer
4.5
この「ザ・ファイター」は、ボストンの北西50キロ、メリマック川沿いに開かれたマサチューセッツ州第4の歴史的な、つまり斜陽の工業都市、ローウェルを舞台に、実在のボクサーであるミッキー・ウォードが、噛ませ犬状態から抜け出して世界チャンピオンになるまでを、家族の絆と葛藤を軸にして描いた作品ですね。 感動?心を打つ?熱くなる? まあ、そういう映画としてみることはできる。 もちろん、ボクシングが好きな人には、かなり実際の試合の再現度が高いなどといった見所も多いとは思うのだが、そんなことよりも、「化け物屋敷の中に一人だけ、普通の兄ちゃんが迷い込んでしまった」映画として、変な楽しみ方をしてしまいました。 普通の兄ちゃんとは、この作品の主演、マーク・ウォルバーグ。 一方の化け物とは、強烈な怪演を互いに競い合うクリスチャン・ベール、メリッサ・レオであり、普段とは違った役柄を熱演するエイミー・アダムスであり、観るに耐えないクズっぷりを演じてみせる主人公の(父親が一緒だったり違ったりする)7姉妹役の女優たちだ。 この「化け物」たちの中から3人がアカデミー賞にノミネートされ、2人が受賞。 それも、いい演技というのじゃなくて、強烈な演技だ。 この作品が怪演づくめになるのもさもありなん、と思う。 なぜなら、主人公を取り巻く人々が、ともかく凄まじいのだ。 『ミリオンダラー・ベイビー』の時も、家族のクズっぷりを容赦なく描く、脚本と演出に仰け反った。 だが、こっちは実話だ。しかも、実在の人物らが役作りやら、なんやらに協力している。 普通、こんな描写をされて、OKを出すだろうか? というレベルで、ありのままといえばそうなのかもしれないが、社会の底辺で生きる、どうしようもない人々の姿が、リアリズムで活写されるんですね。 もちろん、そもそも同じような階層を出自とし、実在のミッキー・ウォードをローカル・ヒーローとして崇めるマーク・ウォールバーグ自らが、プロデュースも手掛けた作品だ。 こうした、社会の底辺で生きる人々に対して向ける視線は、決して冷たいものではない。 冷たくはないのだが、綺麗ごともない。 その描写は、笑っていいものなのやら、頭を抱えていいものやら、唖然呆然といったところだ。 メリッサ・レオ演じる大迫力の母親は、男を取り替えながら、うじゃうじゃ子供を作って、強圧的に家族を支配している。 アイリッシュ系のカトリックだから、余計、貧乏人の子沢山ということなんだろう。 そして、無学な7人姉妹は、いい年をして一体何で生計を立てているのかわからない。 いつも母親の家でグダグダたむろして、エイミー・アダムス扮する主人公の恋人を罵っているのだが、「お前らこそどうなんだ!!」と問い詰めたくなる醜悪さ。 この姉妹が連れ立って、エイミー・アダムスのところに殴り込みをかけるシーンは、全編でも最高の笑いどころ、とも言える。 クリスチャン・ベールが演じているのは、元ボクサーで主人公に手ほどきをした、腹違いの兄貴。 この男、ひがな1日クラック・ハウスに入り浸りのヤク中で、HBOが作ったヤク中ドキュメンタリーの題材になっている。 母親がクラック・ハウスに乗り込んで来ると、あわてて裏の窓から飛び降りて逃げるさまは、いい年して、どこかの悪ガキそのものだ。 金が必要なら作ってきてやる、と、仲間に協力させて詐欺・恐喝に走るようなバカ兄貴は、クリスチャン・ベールの演技によって、面白おかしくなっている部分があるとはいえ、とことん迷惑な人間なのだ。 要は、なんだかんだで、主人公のファイトマネーにぶら下がっている面倒な家族が、「お前を守ってやっている」とか何とか言いながら、一番の足かせとして、主人公の足を引っ張っている構図なのだ。 少しはまともな人間である父親や恋人は、主人公を家族から切り離そうとする。 しかし、家族への情が厚い主人公は、そう単純に割り切ることもできないし、主人公を知り尽くした兄貴のアドバイスやサポートも必要としている。 この作品の、ドラマとしての面白さは、無茶苦茶な家庭環境に置かれた主人公の、家族との絆や愛憎、葛藤の部分にあると思う。 主人公と、それを取り巻く人々の対立や反目が、夢の世界チャンピオン奪取という、ひとつの目標に向かって、休戦から共闘へと変わっていくところが、推進力となって映画を盛り上げていく。 そのドラマ運びの巧さには、格闘技好き如何を問わず、魅せられることは間違いない。 当初の予定通り、ダーレン・アロノフスキーが撮っていたら、どんな映画になっていただろうか、と想像するのも面白い。 この作品で本当に賞賛されるべきは、このプロジェクトに粘り強く取り組み、最終的にはデヴィッド・O・ラッセルを表舞台に連れ戻し、共演者たちに華を持たせ、自分は黙々と体作りと誠実な演技に取り組んだ、マーク・ウォールバーグなのだと思う。
Y-CROW
3.5
やっぱりクリスチャン・ベールの役作りが半端ない。人格やしゃべり方まで別人。人が堕ちていく様が生々しく感じられる。
たん
4.0
・以前見たことがあったが、改めて鑑賞、レビュー。 ・メインは家族兄弟愛。才能有り人間性悪しの兄と、才能普通で真面目な弟。あだち充の「タッチ」のような2人。兄貴がやっと弟の為に動く終盤以降がとても良かった。 ・父以外の家族が害悪+関係性解消のカタルシスが少なかったのが少し心残り。実話を基にしてるからなんとも 言えんけども。 ・シャーリーンのような毅然とした女性に憧れる。
Schindler's Memo
3.0
ボクシング映画であり、兄と弟の物語であるので、スポコン的な男臭い映画を想像してしまったのだが、何とファミリー・ドラマだ。 そして、兄のドラッグ中毒のエピソードが、話の中軸になっており、社会的なテーマも醸し出されている。クリスチャン・ベールのアカデミー助演賞は、このドラッグ中毒への「なりきり」とそれに伴う極端な減量に対して与えられたものと思う。 もちろん、ボクシング・ファイトの場面もあるのだが、この映画で恐らく最も激しいファイトは、弟の恋人と兄弟の母親(怪演!メリッサ・メイ)・小姑軍団との間に繰り広げられる罵り合いだと言って過言で無い。更に、弟の元妻と思われる人妻の言動を含めると、あまりに酷い物言いの氾濫であり、これらに比較して、兄弟、父親、スポンサーを含めた男性諸氏は、「口」では完全に負けている。 このような女性のアケスケな物言いは、何処の国でも同じように発せられるのではあろうが、少なくとも日本女性は、一応第三者の目を気にすると思う。日本に生まれてよかったと思った。
さらに多くのコメントを見るには、ロ グインしてください!