父 パードレ・パドローネ
Padre Padrone
1977 · 伝記/ドラマ · イタリア
113分
原作者ガヴィーノ・レッダが登場し、一本の杖をエフィジオ(オメロ・アントヌッティ)に渡すところからドラマは始まる。サルデーニャ島で羊飼いをしているエフィジオは、6歳の長男ガヴィーノ(ファブリツィオ・フォルテ)に自分の仕事を手伝わせるため、小学校に連れ戻しに来る。家に帰ったガヴィーノに、母親は、早く一人前の羊飼いになって家に戻って来るようにと励ます。羊飼いになることは、山の番小屋に一人とり残され孤独になって、恐怖に耐えることなのだ。エフィジオはガヴィーノに自然の厳しさに負けず成長する知恵を教える。こうして、ガヴィーノの孤独で単調な山での生活が始まった。