ショーシャンクの空に
The Shawshank Redemption
1994 · ドラマ · アメリカ
142分



47年、ショーシャンク刑務所。銀行の若き副頭取、アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、妻と間男を殺した罪で刑に服した。誰とも話さなかった彼が1ヶ月後、“調達係 ”のレッド(モーガン・フリーマン)に、鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、ロックハンマーを注文する。一方あらくれのボグズ一派に性的行為を強要され常に抵抗したアンディは、2年間生傷が耐えなかった。49年、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が死んだ弟の遺産相続問題で愚痴をこぼしているのを聞き、解決策を助言する。彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、必要な書類作成を申し出た。取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき、彼らはアンディに一目置くようになる。アンディがレッドに女優リタ・ヘイワースの大判ポスターを注文した頃、彼を叩きのめしたボグズはハドレーに半殺しにされ病院送りにされた。ノートン所長(ボブ・ガントン)はアンディを図書係に回すが、これは看守たちの資産運用や税金対策の書類作成をやらせるためだった。アンディは州議会に図書予算請求の手紙を毎週一通ずつ書き始める……。
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Izumi
4.5
「希望」とは希望を持てない状況にいるものには危険だと説く友人に、いや、やはりそれが人間に一番大切なことなのだと行動をもって教える主人公。「ローグワン」でもそう思ったけど、希望、hopeという言葉をこんなに直接的に訴えかけてくる映画を観ると、自分の希望なんてなんてちっぽけなんだろうと思い、胸が熱くなるのだ。…それが映画のカタルシスなんだろうけど。 「音楽は人から奪えない」、言い得て妙すぎる。フィガロのアリアがかかって、それを一度も聞いたことのない人々も雷に打たれたような、というか魔法にかかったようになってしまう場面。「デッドマンウォーキング」で、これから死刑に処せられる死刑囚に音楽は聞かせてはならないというシーンがあったけれど、なんとなく重なった。 それまでの陰鬱なグレースケールな感じの監獄の中の2時間余りのあとに、最後に美しい美しい海。観ている者さえ解き放つような、素晴らしいラストシーンだと思いました。
コウキマン
5.0
2019.2.23.019 2020.11.21.183 M.Sth 2022.5.20.057.M.Sth ネタバレあり 主人公アンディの親友レッドの語りで物語は進む。アンディは無実の罪で終身刑となり刑務所暮らしとなる。もともと銀行の副頭取まで務めたアンディは、所長の不正などの処理を任され、利用されつつも信頼を得る。真面目で誠実な性格のアンディは仲間からの評判もよく、刑務所内でいろいろやらかしてくれて、囚人たちに「希望」を届ける 仲間にビールを飲ませるシーン、音楽を流して囚人たちがスピーカーを凝視して音楽に聴き入るシーンはよかったな。仮釈放したブルックスの戸惑いとレッドたちの複雑な心境も、トミーの一件も考えさせられるものがある。ラストの再会してからのなんとも言えない笑顔で抱擁するシーンもぐっときた。10年以上前に観たときとまた感じ方が違ったな。心地好い余韻がいつまでも残る名作 オススメを聞かれたら、間違いなく挙げる作品
七海蒼空
5.0
この映画を映画館で観てから20年近く、初めて観た時の興奮を今でも覚えてます。 観終わった後の爽快感。 この映画以上に素晴らしい映画に出逢ったことはないってくらい大好きです。
刺繍屋
4.0
今更なので簡単に。 アンディとレッドの友情の描き方もラストも佳いですね。 名作と呼ぶに相応しい作品ですよね。 こういう刑務所モノの作品を観ると体力は勿論ですが、頭も良くないと生き残れなさそうですね。 そして、根性論が否定された久しいさっこですが、やっぱり最後は精神力ですよね。
Elitsp0715
4.5
【塀 閉ざすものか守るものか 向こうにあるのは希望か絶望か】 妻を銃殺した疑いで逮捕され、無実を訴えたが終身刑を言い渡された夫で銀行員のアンディはショーシャンク刑務所へと収容される事に そこでは、壮絶な日々がアンディを待ち受けていたが、日々を耐え抜き、調達屋として他の受刑者からの信頼も厚いレッドと親しくなる。 レッドはアンディに不思議な魅力を感じ、かなりの時間を共に過ごす。 刑務所の屋根の補修作業中に刑務官がぼやいたお金絡みの愚痴に反応したアンディは、その刑務官の相続に関する相談に乗る事に。 元銀行員で、財務処理に詳しい事が刑務官の間で広まり、しまいには刑務所の所長までもが、アンディに経理の作業を頼むように。 しかし、それは同時に所長はアンディを奴隷のようにこき使い、離さないと言っているようなものであった。 次第にやつれていくアンディ… 仲間に1.8mのロープをくれと頼み…いよいよみんなが心配する夜を迎える事に… 翌朝、アンディの独房からアンディが出てくる事はなかった…… 刑務官がアンディの独房に入ると、そこにはアンディの姿が一切なく、煙のように消えていたのである… アンディの行方は…… それぞれが塀の外に見る夢とは…… ____________________ 2022/12/01 2度目の視聴 10年ぶりぐらいかな? やっぱり面白いょね! 140分とはいえ、だれる事もなく 映画らしい構成に感動 そりゃ死ぬまでに見たい映画に ずっとランクインするわけで^_^ なんだろ 刑務所の中の人間模様がとても面白くて それぞれの受刑者の 人間臭いところがモロに出ています! モーガンフリーマンのあの、ほぇ〜ってした顔! ティムロビンスの自信に満ち溢れた、希望を失っていない顔、いいですねー タイトルにもつけたように 塀というのは、自由を奪うものなのか、それとも安全を保障するものなのか、っていう考えが深かったです。 犯罪を犯して何十年も塀の中で暮らした人にとって、その世界の方が危険なわけで、かといって塀の中は狭いコミュニティしかなく… もやもやww 10代で見てほしいと言うより 20代後半くらいから30代前半ぐらいの年代に響きそうだなぁって 勝手に思ってます^_^
ゆうか
5.0
傑作 雨に打たれる姿は誰がみても感動する瞬間だと思う 1度はみてほしい作品
kasa1024
5.0
ネタバレがあります!!
てっぺい
3.5
【神的な慈悲を見るひたむきさ】 刑務所の中で起こる絶望の連続、それでも希望を捨てない主人公のひたむきさ。迎えるエンドには、映画の原点的な満足感、そして神的な風刺すら感じる。 ◆ 原作はスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」。監督・脚本は本作で長編映画デビューを果たしたフランク・ダラボン。94年度のアカデミー賞7部門ノミネート作品。出演は、『ミスティック・リバー』のティム・ロビンス、『ミリオンダラー・ベイビー』のモーガン・フリーマンなど。 ◆ 長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッド(フリーマン)と無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディ(ロビンス)の友情を軸に、アンディが巻き起こす数々の奇跡が描かれる。 ◆ 自分の人生に希望を持てるような、原点のような映画。絶望的な牢獄での生活にも決して希望を捨てる事なく生き続けたアンドリューの、どこか神秘的で力強い生き様に、見てるこちらにも自然と勇気や希望が湧いてくるような感覚を覚えた。 ◆以下ネタバレ◆ 終わってみれば、ストーリーはシンプルな勧善懲悪。でも、だからこそ伝わってくる、絶望の中での希望を捨てない生き方の尊さ、そしてそのとてつもない年月の重さ。希望を捨てずに努力を重ねたアンドリューが迎えるエンドに、この映画が伝える尊い教えのようなものがあると思う。 絶望に次ぐ絶望。受刑者からの暴行、無慈悲に叩き込まれる懲罰房、そして何より真実の証明を目前にしてそれを絶たれる絶望、“全力で生きるか全力で死ぬか”究極の言葉を発するに至るまでの描写は、正直見るに耐えないものがある。 それでも終始希望を捨てなかったアンドリュー。むしろ、仲間達へのビールや、知識も惜しみなく分け与え、刑務所の職員のサポートにまで回り、最終的には仲間を救うエンドに至る。“希望は恐怖だ”と語る囚人に、“希望を捨てるな”と彼がもはや神の域で彼らを照らす存在だったのは、作者が伝えたい、世の中の同じような境遇の人間に対する何かの暗示や風刺だとすら感じる。 アンドリューがオペラを獄中に広く聞かせたシーンは、脚本の段階で加えたオリジナルのものらしい。なんとも満足げなアンドリューの表情と、懲罰房もいとわず音量を上げた時の目は、上述に通じるなんとも神秘的な力強さを感じたとても好きなシーンでした。 ただ、単に映画の鑑賞者の満足度として、あそこまで無償で全てを与え続けたアンドリューが迎えるエンドとしてはまだまだ残念。もともと無実(のはず)だった上に、ひたむきな努力を絶望的な仕打ちの中重ねた彼には、映画の作品性を無視して、もっともっと幸せなエンドがふさわしい。そう思う。
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