シングルマン
A Single Man
2009 · ドラマ/ラブロマンス · アメリカ
99分
©2009 Fade to Black Productions, Inc. All Rights Reserved.



1962年11月30日。今日も新しい朝がやって来た。しかし、この8ヶ月間、ジョージ(コリン・ファース)にとって目覚めは、愛する者の不在を確認する苦痛に満ちた時間でしかなかった。16年間共に暮らしたジム(マシュー・グード)が交通事故で亡くなって以来、ジョージの悲しみは癒えるどころか、日に日に深くなっていた。だが、彼は自らの手でこの悲しみを終わらせようと決意する。LAの大学で英文学を教えている内省的でシニカルなジョージと、輝くような生命力とユーモアに満ち溢れた建築家のジム。正反対の性格に惹かれ合い、固い絆を結んだ最愛のパートナーのもとへと今日、旅立つのだ。大学のデスクを片付け、銀行の貸金庫の中身をカラにし、新しい銃弾を購入。着々と準備を進めるジョージであったが、一方で、今日が最後の日だと思って世界を眺めると、些細なことが少しずつ違って見えてくる。
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みゆ
4.5
【過去鑑賞作品】 いやもう色んな意味で堪らない。 トム・フォードが作り出す洗練された世界観が美しすぎて感動すら覚えた。 絵に描いたような紳士ぶりで、 美しい佇まいから魅力がダダ漏れしてるコリン・ファースが、トム・フォードによって更に美しく映えていて心臓が苦しかった。 そして白いフワフワセーターで“あざとい”を体現していたニコラス・ホルトも本当にけしからん可愛さでしたね。 物語もすごく繊細でロマンティックで、 最後の呆気なさに「えー!」てなるけど、 まるで幸せなお伽話のようで最後まで、細部まで、とても美しくエレガントな映画でした。
ビュレット
4.5
生を感じさせる場面で赤く色づくのが流石 回想シーンで幸せそうな主人公たちを見ると泣きそうになる
nao
4.0
洗練されたファッションや空間 その1つの画面に映し出される映像の、構図、色合い、陰影 全てが寸分の狂いなく計算され、どの瞬間を切り取っても完璧で絵になる ストーリーは、愛する人を亡くし、未来に色を見出せなくなった男のある日の1日を描く 同性愛者という一言ではくくれない、深みと知性を感じさせる主人公をコリン・ファースが完璧に演じ、主人公の心情に同調して彩度が変わる画面が、観る者をいつの間にか彼の心により添わせ1日という時間に傍流する、生の喪失と再生を味わいながら その美しさを感じる のめり込むようなストーリー性、研ぎ澄まされた美が細部に宿る映画です
FAB4
4.0
今日が最後の1日だと思って過ごすと、普段見えないものが見えてくる。人生の意味とは何か? 美しく、悲しい。でも、意味はまだあるよ。きっと。
dreamer
4.0
この映画「シングルマン」は、キューバ危機に揺れる1962年を舞台に、16年連れ添ったパートナーの事故死を克服することができない男が、その人生を終えることと定めた、特別な一日の出来事と回想を綴る。 愛する者を失った悲しみや、絶望を描く映画ではなく、愛する者を失って、絶望の最中にある男が、それでも人生を続けていく意味を、些細な日常の中に見出していく物語だ。 主人公は男で、亡くしたパートナーも男。 その点では、色眼鏡で見る向きもあるかもしれないが、ここで描かれているのは、性的嗜好に関わりのない普遍的なドラマであって、舞台となる時代背景とあわせて、主人公の切実さを際立たせる役目を果たしているに過ぎないように思う。 主演はコリン・ファース。華には欠けるが、もともと巧い役者だ。 ちょっとした身振り、仕草や視線、表情で、自殺を思い立った男の人となりと、感情の変化を説得力をもって見せてくれる。 真面目だが、どこかにおかしみのある人物像は、コリン・ファースの得意とするところだが、周囲に迷惑がかからぬよう、完璧に仕度して、自殺に臨もうとする主人公の行動に、そこはかとないユーモアを感じさせるあたりは、彼の真骨頂だと思う。 その一方で、この映画でのコリン・ファースには、これみよがしではないセクシーさがあって、目が離せない。 全編出ずっぱりで、これはまさに、彼の演技を楽しむ映画であると思う。 主人公の「最後の一日」に深く関わりを持つ共演者は、ジュリアン・ムーアとニコラス・ホルト。 ジュリアン・ムーアは紅一点、主人公が、男に目覚める前に付き合ったことのある親しい女性という役まわり。 かなり重要な役で、見せ場もある。 ニコラス・ホルトは、主人公に好意を持ち、行動の異変を察知して、つきまとう可愛い男子学生役で、これは儲け役。 「アバウト・ア・ボーイ」の変顔の男の子だと知ってびっくり。 この映画は、グッチ、イヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターとして一世を風靡したトム・フォードの監督作(脚色も)である。 これが伊達や酔狂ではない。人と人の繋がりの中に、人生の意義を見出してみせるこの映画は、なんといっても誠実で真摯な作品であるし、構成も巧みで、小品ながら堂々とした出来栄えだ。 映像的には、彼の美意識が先行して、作りこみ過ぎているきらいもあるが、決して見せかけばかりの空疎な作品ではない。 この人は、これからも本業の傍らで、映画という形での表現も続けていく人なのではないだろうか。 そうだとしたら、次の作品もぜひ観てみたいと思わせる、見事な監督デビューであったと思う。
toa
3.5
外が水煙なので、しっとりした作品をと思い。 事故を知らせる電話を置いた後のコリン・ファースの表情が忘れられない。ぐっと惹き込まれた。 刹那的に浮上する気分と代えのない喪失感が交互にあって、主人公の置き場のない感情がみえるようだった。 最愛の人。そういう人が出来たら、そういう人を失ったら、どうなるんだろうな。 デザイナーのトム・フォード監督作ということでファッションや色彩や世界観の演出がクローズアップされてるけど、物語もとても良いです。
きなこ猫
3.0
人生が価値を得るのはごく数回、他者と真の関係を築けた時だー。 ファッションをアートの域へと昇華させたトム・フォードの初監督作品。洗練されたホモゲイ映画。
のん
3.0
コリン・ファースを口説き続けるニコラス・ホルトが バーで悩み相談をしたかと思ったら いきなり「泳ごう」とか言い出す。 このシーンがいい。 最高の口説きシーン。 ホルトは目がキラキラしてて美しい!!
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