燃えあがる女性記者たち
Writing with Fire
2021 · ドキュメンタリー · インド
92分
(C)BLACK TICKET FILMS. ALL RIGHTS RESERVED.



第94回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネートなど、各国の映画祭を席巻したドキュメンタリー。インド北部、被差別カーストの女性たちが立ち上げた新聞社『カバル・ラハリヤ』。偏見や暴力に怯むことなく、独自のニュースを伝え続ける彼女たちの姿を追う。
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マルタ
4.0
インドで女性記者だけで運営する「カバル・ラハリヤ」紙。 このドキュメンタリー映画で知る紀元前に始まったカースト制度の残骸。正直フェミニズムに対して声高に訴える程の情熱を私はもっていない。 女性がまだまだ虐げられているインドの農村では学びの機会がなければ若年結婚も強いられていて、14歳で結婚したミーラは子育てをしながら必死に学校に通った。 差別、偏見があるなかなんとか家族に支えられ新聞記者になって繰り返されるレイプ、劣悪な環境で働く人達 、身分の低い人の生活を守らない警察の怠慢を鋭く取材する様子を細かく撮っている。 女性の進出を許さない人や、政治的反発者に記者の命も奪われた。 それでもまだ若い彼女達が、権利を求める人の思いを行政に届けたい一心で戦う。 私がフェミニズムに対して情熱がないのはインドに比べれば恵まれている環境にいたからだ。カースト制が憲法で廃止されても蟻地獄のように抜け出せない現実がある。もっと目を鋭く、耳を澄ませて、敏感に感じようと思う。 小さな波紋が世界中に広がるように応援したい。
wishgiver
4.0
これは実に素晴らしいドキュメンタリーで、彼女たちの奮闘にとても感動しました。 カースト制度の4つの身分のさらに外側にある「ダリット」と呼ばれる不可触民は穢れた存在とされ、カースト制度が違憲となった今も凄まじい差別を受けている。 そこに属する女性たちだけで運営される新聞社「カバル・ラハリヤ」の主任記者ミーラを主人公に、彼女たちの奮闘を描いた本作はアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされました。 彼女たちの社会正義を実現しようとする使命感と飽くなき向上心にただただ頭が下がります。 地域社会での差別、女性への暴力や性犯罪、ライフラインの不整備、違法労働の癒着と不正と闘い続ける彼女たちの苦難と現実を通してインド社会の一端を知ることができる観るべき作品。 「あなたのニュース、あなたの声で」 2025.11.23@Amazonプライム
ハナ
4.0
これを賞賛する以外ない。紀元前からのカースト制度が21世紀の今でも存在している人間の頭の悪さに辟易。報道の自由度で言えば、カバル・ラハリヤは現状の日本より上じゃないか。芸能事務所や内閣に忖度して腐敗や被害を報じられない日本のマスコミは残念ながらそれ以下。インド警察のようなもの。強い意志をもって取材するダリトも、後輩に丁寧に全て教えるからねと言うダリトも記者の鑑だよ。毎日夜遅くまで、真実を届けるための活動に全てを費やす彼女達に、頭か上がらない。尚且つ家事を求められるって、それが男なら求められないのに、旦那の他人事の様な発言にイラッとした。結婚も家族のためって自分自身より大切なのかな。怒れるパワーが原動力になる。やっぱ少しでも違和感を持ったら怒らないといけない。なんでまず煽てて持ち上げないといけないんだ。彼女達を心底尊敬する。
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