赤ん坊のころ、コインロッカーに遺棄されていた知的障碍者の那須叶、通称ヌー(古川藍)は、母親を求めながら自分が捨てられていた“ぬ5515”のロッカーを守り、毎日コインロッカーの前で絵を描いていた。ある日、ヌーは刑務所から出所した黒迫和眞(上西雄大)と出会う。黒迫は別れた妻子に金を送るため、友人のヤクザ・木嶋から紹介してもらった覚醒剤売買で金を稼いでいる。コインロッカーの傍で仕事をしていた黒迫は次第にヌーに興味を持ち、思い付きで彼女の絵をSNSにアップし始める。海外の有名アーティストから絵を買いたいとの連絡を受け、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れ良心が芽生える。そんなとき、ヌーが白血病により倒れ、余命を宣告される。黒迫は適合した自分の骨髄をヌーに移植するが、覚醒剤売買が発覚し、警察に連行される。ヌーは病院を抜け出し、冷たい雨に打たれながら黒迫を追って警察署の前で倒れてしまい、無理が祟って命を落とす。黒迫は釈放されると、ヌーの担当施設職員・瀬戸瑠璃子(徳竹未夏)から、ヌーが彼へ残したたくさんの絵と想いを受け取るのだった。
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