危険なプロット
Dans la maison
2012 · ドラマ/ミステリー/サスペンス · フランス
105分



かつて作家を志したものの、今は高校の国語教師として働くジェルマン(ファブリス・ルキーニ)は、生徒たちの凡庸な作文にうんざりしながら添削する日々を過ごしていた。ところが新学期を迎えたある日、1人の生徒が書いた作文に心を奪われる。それは、数学が苦手なクラスメイトに勉強を教えるため、彼の家を訪れた週末の様子を記したものだった。その生徒の名はクロード(エルンスト・ウンハウワー)。ジェルマンは表現力豊かなその内容を高く評価するが、妻ジャンヌ(クリスティン・スコット・トーマス)は、友人のラファ(バスティアン・ウゲット)とその家族に対する皮肉たっぷりの尊大さや倫理を無視した内容を批判。翌日、ジェルマンは内容が不適切で第三者が読んだら問題になるとクロードに忠告するが、返って来たのは“先生以外に誰も読まなければ問題ない。作文を学びたい”という答えだった。
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星ゆたか
3.0
2021.11 物語を構築してゆく小説家の、精神的高揚感を、いかに映像作家として魅せてゆくか? その辺が、フランソワ・オゾン監督の腕の見せどころ。 語る者、聞く者の、イマジネーションの世界に 現実の人物を介入させるあたりの描写は 観客の心が、それを望んでいる。登場人物の心に自分も寄り添いたいのだ。 ただそれは、覗き的趣味のあくまでも入口。導入部にいることは忘れてはならない。その先に入るには責任ある 一つの心構えが必要だ。 そんな事も考えさせてくれた。イイ映画!
隣の映画初心者
4.5
ネタバレがあります!!
manamizw
4.0
面白い。 現実と虚構の境界線が非常に曖昧な作文と、その曖昧さに心を掴まれた文学教師。元作家志望で今「中年の危機」にあるからというのも関係していると思う、教師は生徒への個人指導にのめり込む。人の家を覗いている気分になるせいか、なんでか体力を使う映画だった。 ラスト、全てを失った教師と次なる物語を紡ぎ始める生徒の姿が余韻を残す。
ジュネ
4.0
硝子細工のように整った顔立ちからは想像もつかないほど、大胆かつ狡猾な行動で周囲の人間を翻弄するクロードを演じたエルンスト・ウンハウワーの存在感が抜群のサスペンスです。 小説というノンフィクションの世界と現実の世界が次第に入り交じってその境界を失い始め、見るものにあらゆる想像の余地を残す点や、劇中のそこかしこに立ち込めるエロティシズムなどは、過去作『スイミング・プール』とかなりの共通点を感じますが、フランソワ・オゾン監督の手腕によって浮かび上がる複雑な人間の心模様に理解しがたい奇妙な感情を覚えながらも、不思議と納得させられる自分がいることに気づかされます。 クロードの描く小説を通じ、背徳感や羨望といった誰しもが持つ負の感情に徐々に虜にされていく ジェルマンを、我々もまた映画のスクリーンという『窓』を通して見ることで、同じように本作の醸し出す世界観にいつのまにか魅了されてしまいます。 他作品と比べてもフランソワ・オゾン監督作としてはかなり分かりやすい構造をしていますし、過去作で退屈を感じた方にも今一度挑戦してみてほしい一作です。
GOICHI
4.0
他人の家族を覗き見するコトからいつしかその一員になろうとする1人の少年とその少年に魅力を感じる老教師のドラマ。面白かった。なんだろう、監督は多分シリアスで撮ったつもりだろうが、所々笑ってしまったし、コメディ色の強いミステリーと最初思ってしまった。…いや、さすがにクロードの作文の回想シーンに突然現れるジェルマンとかはこれ笑かそうと思ってやってるな。
3.2.1.0
3.0
ネタバレがあります!!
いやよセブン
3.5
国語の高校教師はとても文才のある男子生徒に注目、小説を書かせ指導する。 生徒は数学を教えるため友人宅に入り込み、その様子を小説にする。 教師からの指導でストーリーを考えるが、この一家で劇的なドラマを作り出そうとする。 教師もこれを知りながら止めることはしない。 「小説」にとり付かれた男二人の物語。
まめみゆこ
4.5
ラストを迎えた瞬間、プロットの完璧さに脱帽する映画 心が満たされない美少年の、繊細で妖艶で不安定な雰囲気が素晴らしい
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