ダージリン急行
The Darjeeling Limited
2007 · ドラマ/コメディ · アメリカ
104分



1年前の父の死をきっかけに絶交していたホイットマン3兄弟は 、長男フランシス(オーウェン・ウィルソン)の呼びかけで、インド北西部を駆ける列車・ダージリン急行に集う。フランシスはこの旅を通じて再び兄弟の絆を固めようと皆に誓う。3兄弟はそれぞれの問題を抱えていた。フランシスはバイク事故で瀕死に陥ったが奇跡的に生還したものの、いまだに頭の包帯が取れていない。次男ピーター(エイドリアン・ブロディ)は父の遺品を独り占めしているとフランシスに指摘される上、価値観の違いから妊娠中の妻との離婚を考えている。三男ジャック(ジェイソン・シュワルツマン)は作家で小説を書き上げたばかりだが、失恋の痛手を負ったままで、かつての恋人が忘れられない…。
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てる
3.5
良いロードムービーだった。 始めは兄弟に見えなかった。顔が似てないってのはもちろんだけど、誰が兄貴で誰が弟なのか相関図がわからなかった。本当に兄弟なのかどうかも疑わしいなんて思ってた。しかし、次第に心を通わしていく姿に心が温まる。 凸凹兄弟だ。わがままな兄と各々悩みを抱えた弟たち。この3人が旅行に行くなんて奇跡だ。3人が集まるってのもほぼほぼあり得ないことなのだ。それくらい3人は気が合わない。自分のことで精一杯なのだ。兄弟に心を配るなんてことはあり得ないのだ。そんな3人が生き別れた母に会いに行く。紆余曲折あり、漸く会えた母からは満足のいく説明は貰えなかった。母もまた録でもない人だった。でも、それでもいいのだ。彼等には掛け替えのない兄弟がいるのだ。 きっかけは見知らぬ少年の葬式だ。そこで彼等の中に兄弟や家族の絆が目覚めたのだろう。葬式は彼等の中で重い影を落とす事件だ。それを思い出すことで、彼等に変化があった。凸凹兄弟で手を取り合うことなんてないと思っていた3人が1つのバイクに跨がっている姿に感動した。こうやって仲良くバイクに乗れる兄弟がいたらいいのになんて思ってしまった。少しだけ自分と重ね合わせてしまった。我が家でこんなことは絶対に起きない。だからこそ羨ましいと思った。 最後に荷物を捨て去り、3人で寄り添い合い、列車に乗り込むシーンは良かった。父親や母親とのわだかまりを捨て去り、物欲を捨て去り、爽快な顔の3人は何とも楽しげだった。この3人なら今後何があっても大丈夫だと思った。もしかしたら、今後、3人が集まることはないのかもしれない。それでもこの時の思い出が3人を硬い絆で結んでくれることは間違いない。そう思うとこみ上げてくるものがある。
Agent Y
3.5
ウェス・アンダーソンのビル・マーレイで一番トム・ハンクスに見え過ぎて困惑する。
moeka
5.0
セピア色の砂漠やインドの異国情緒溢れる建築の美しさといったら。 ありのままで生きていていいんだと思える作品。
YOU
4.0
ウェス・アンダーソンが監督・共同脚本を務めた、2007年公開のロードムービー。 ウェス・アンダーソンの長編5作目となる本作では、疎遠となっていた3兄弟が家族の絆を取り戻すべく珍道中を繰り広げていく様子が描かれます。これも結構面白かった!「数年ぶりに再会を果たした家族が口論やいがみ合いを繰り返しながらも徐々に関係性を修復していく話」という意味では前々作『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』が一番連想し易いですが、よくよく考えてみればウェス・アンダーソン作品では毎回大なり小なり「家族間のいざこざ」が描かれてもいますし、本作の場合は物語のスケール感や独特な緩急の付け方、ラストの爽快感などからもむしろ『ライフ・アクアティック』に近い味わいを感じました。少なくとも予告編から受け取れるような「ちょっぴり可笑しな感動のロード・ムービー」的な印象とはまるで違い、どちらかと言えば「ちょっぴり気品と感動が増したハングオーバー」ですよね。公開順はこちらの方が先なので正しくはあちらを「下ネタとバイオレンスで塗り固めたダージリン急行」と言うべきなのかも知れませんが、どちらにせよ「とある事情により再会した男達の自由気ままなヘンテコ珍道中」的なプロットや「トラブルの全貌はあえて見せない」という構成など類似する点はかなり多いです。また恒例の「愕然とするような展開を突如として、それも必然性もなく盛り込んでくる」歪な作劇やクライマックスの畳み掛け感も今回はより勢いを増しており、最後には得も言われぬ爽快感と高揚感を味わいました。 あと良かったのは、オーウェン・ウィルソン、ジェイソン・シュワルツマンと並び主演を務めたエイドリアン・ブロディ!本作からアンダーソン作品の常連となりましたがそれも大いに納得です。善人役にしろ悪人役にしろ彼が映ることで画的にもピリッと酸味が増すような感じがして、これによりオーウェン・ウィルソンのような対照的なスタイルを持つ役者の演技もより引き立っているように思います。また本作は舞台がインドという事もあるのか、ジェイソン・シュワルツマン演じるジャックが終始ジョージ・ハリスンに見えて仕方なかったです。ただそのおかげで、常連俳優を主演に迎えた手堅い人選であるにも関わらず、3人が同一画面に収まる時にはちゃんと新鮮さや異色感も伝わってきました。ただ前述したようにこうした心地良いバランスは何せ『ライフ・アクアティック』があったからだと私は思いますし、その分本作の作りからはどこか心のゆとりや余裕も感じますね。という事で、個人的には本作も十二分に満足出来ました。オ〜 シャンデリーゼ〜♫ Disney+のウェス・アンダーソン作品取り揃え率が異常に高くて今回めちゃくちゃ助かりました。ただ未だ吹替用字幕の有無がまちまちなのはかなり不満ですね。
riri
3.0
ネタバレがあります!!
あい
3.0
映像美のなかの叙情感 . 鮮やかな彩色が眩しく、インドという異国への憧れを抱かざるを得ない。そんな美しさのなかにも、兄弟間の確執や家族観が垣間見えて興味深い。 . 家族といえど他人。心の拠り所として留めておくには荷が重すぎる。たとえそれが、自らを生み育てた親であっても。 年齢が近く、生まれてから最も側にいたというだけで繋がりを得る兄弟間こそ特殊に感じられた。
kngoooo
3.5
おもしろ3兄弟のすてきな旅模様。 2018.7.28 機内
Aya
4.0
おもしろかった。それぞれボロボロな三兄弟の会話が面白い!景色も素敵で飽きなかった。途方に暮れながら砂漠で焚き火するシーンで、恋に病むジョーンの選曲がツボでした!
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