水と砂糖のように

Acqua e zucchero: Carlo Di Palma, i colori della vita
2016 · ドキュメンタリー · イタリア
90分
(C)2016 ACEK s.r.l
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光と色の達人カルロ・ディ・パルマ。15歳でルキノ・ヴィスコンティ監督の長編処女作「郵便配達は二度ベルを鳴らす」に参加したことからキャリアをスタートさせ、第二次世界大戦後の映画を革新したネオレアリズモと共に開花。モノクロからカラーに移り行く中、ミケランジェロ・アントニオーニと組み、色彩の革命ともいえる「欲望」「赤い砂漠」を生み出した。1983年にイタリアからアメリカに移住。ウディ・アレン監督と長きにわたり組み、「ハンナとその姉妹」などアレンが描くニューヨークの物語に洗練されたヨーロッパ的なものをもたらした。長いニューヨーク暮らしにも関わらずどこまでもローマっ子で、イタリア語で職人と芸術家を包摂する言葉アルティジャーノそのものだったディ・パルマ。2003年、映画史における功績が称えられヨーロッパ映画賞世界的貢献賞を受賞。ヨーロッパ映画賞撮影賞はカルロ・ディ・パルマ賞と命名された。本作では、ウディ・アレンをはじめ、ヴィム・ヴェンダース、ベルナルド・ベルトリッチ、ケン・ローチら多くの映画監督や関係者の証言、彼が撮影した作品の一部を交えながら、彼の突出した才能や魅力あふれる人間性を浮かび上がらせると共に、映画黄金時代の核心に迫る。

キャスト/スタッフ

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