否定と肯定
Denial
2016 · 伝記/ドラマ · イギリス, アメリカ
110分
©DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016



1994年、アメリカのジョージア州アトランタにあるエモリー大学で、ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)が講演を行っていた。彼女はイギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)が訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”の主張を看過できず、自著『ホロコーストの真実』で真っ向から否定していた。ある日、アーヴィングはリップシュタットの講演に突如乗り込み、名誉毀損で提訴する。訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦うことになったリップシュタットは、“ホロコースト否定論”を崩さなければならない。彼女のために英国人による大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査など、歴史の真実の追求が始まる。2000年1月、多くのマスコミが注目するなか、王立裁判所で始まった歴史的裁判の行方は……。
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キャスト/スタッフ
レビュー
70+ギャラリー
動画
挿入曲情報

Atlanta 1994

The Letter

The Steps

Die Zauberflote (The Magic Flute), K. 620: Dies Bildnis ist bezaubernd schon (Tamino)

Epilogue
Shou
4.5
生存者と死者へ あなた方は記憶され、苦しみの声は届いた。 このセリフにとても感動しました。 素晴らしい映画でした。生存者を証言台に出さないと決めたことが、こんな結果になるとは。
カチミラ
3.0
2021.08 ホロコースト否定派が肯定派を相手に名誉毀損を訴えた実話の映画化。 裁判の行方に驚きはないけど、イギリスは訴えられた方に、立証責任があるんだという事には驚いた 法のもと、過去の出来事を丁寧に紐解き事実関係を整理し、正確な歴史を積み上げる歴史学者に頭が下がる思いです。
wishgiver
4.0
ホロコースト否定論者のアーヴィング対ペンギンブックス・リップシュタット裁判の映画化。 ホロコースト研究者リップシュタットをレイチェル・ワイズが好演した良作。 ♢♢♢ この作品のステキなところは、裁判の結果よりも弁護チームのその戦略と、それを当初容認できなかったリップシュタットの人間関係に光を当てたところ。 映画監督スピルバーグもその費用を支援した強力な弁護チームの信念と、それに相対するユダヤ人リップシュタットの信念の描写が素晴らしい。 嫌われ者アーヴィング役ティモシー・スポールの熱演も見事。 じんわりと心に沁みるいい作品でした。 ♢♢♢ 映画では描かれてい ない裁判後の展開も非常に面白いので、観賞後にぜひWikiを(^^)。
ツァラトゥストラハカク語リキ
4.0
「何でも述べる自由はあっても、嘘と説明責任の放棄は許されない。意見は多種多様だけど、否定できない事柄もある」 * * ホロコースト否定論者アーヴィンが、ホロコーストの研究をしている女性歴史学者デボラを名誉毀損で訴える話。 * * 「ホロコースト経験者には証言させない」など、冷静で優秀なデボラ弁護団が気持ちいい。 * * 雪が少し積もったアウシュビッツに静かに立ち並ぶ煙突のシーンなど、ホロコースの悲惨さを想像させてくる感じが上手い。
Moe
3.5
ホロコースト否定派を否定した「ホロコーストの真実」という本を出版したことで、名誉毀損で訴えられた実話。 ホロコーストが実在したかどうかを裁判していたとは知らなかった。 訴えられた側が立証しないといけないイギリスでの裁判。 国によって、立証する側が違うとは、訴えた側確信犯だな。 生存者を法廷に立たせずに、ホロコーストが実在したと立証するのは難しいと最初思ってしまったけれど、弁護士たちの「生存者を守るため」というのがとてもよくわかった。 当事者を前に出すことは、その人を傷つけることにもつながる。 この裁判で敗訴していたら、ホロコーストが歴史上から消されていなはたのかと思うと恐ろしい。 アーヴィング役がすごかった。 いるいるこんな感じの人。
Schindler's Memo
3.0
スリルのある法廷劇であるが、ハリウッド、もしくはヨーロッパ映画が得意な、今までの「法廷劇」の一線を越えていない。 その意味で安心感はあるのだが、少し退屈であったのも事実。 ただ、このヒロインに対して、製作側が決して好感を持っているとは言えないところが、面白かった。つまりは、感情だけに、すなわちヒステリックに自分の「良い子ちゃん」をアピールする人間というのは、決して好感は持たれないところを素直に描いている。 そして、それを踏まえても、真実は真実であるというところを痛烈に持ってきているのには感心する。そこが見所だと思う。
zizi
4.0
法廷ドラマとしての完成度が非常に高い。何より下世話な歴史修正主義者へ対し、感情を排し、信念を持ち、尚かつ毅然と向かう弁護団が素晴らしい。 BBC制作との事で、期待した通りの手答えであったが、はたしてNHKには作れるか? アベトモに侵され、報道機関としての信頼は失墜の極み。クロ現降板からバリバラ放送中止と、権力に忖度する報道機関に成り下がったNHK。いい加減に目を醒ませ!と強い怒りを改めて感じさせた映画でした。
Lisan
3.5
歴史観、表現の自由についてよく描かれた作品。それから、歴史と感情のあり方についてすごく考えさせられた。 判決後の記者会見のシーンでのセリフは現代人なら胸に留めておきたいものだと思う。「何でも述べる自由はあっても ウソと責任説明の放棄だけは許されないのです 意見は多種多様ですが 否定できない事柄があるのです」
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