昭和十二年、日中全面戦争は火蓋を切った。同十二月、南京陥落、そして、日本軍による大量虐殺。東京。伍代家では長女・由紀子の結婚披露宴が進められていた。由紀子は、青年将校柘植への情熱を胸に秘めながら、父・由介が決めた東亜銀行頭取・雨宮の令息との政略結婚に身を沈めた。一方、次女・順子は、兄・俊介の友人で、反戦運動に激しい闘志を燃やす標耕平と秘かに結婚式を挙げるため、伍代家をあとにした。彼は順子との束の間の愛をかみしめながら入隊、大陸の戦線へと送り出されていく。そして、日本軍の蛮行を目の当りにしながら自分の主義を守りぬくのだった。順子は標の友人達と平和運動に身を置きながら、遠い大陸の標の無事を祈るのだった。俊介は、軍需産業へと転身した伍代の満州支社へ赴任した。だが彼は、身の危険もかえりみず、戦争の無謀さを軍部に説いた。
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