眼下の敵
The Enemy Below
1957 · アクション/戦争/ドラマ · アメリカ
98分



第二次大戦中の南大西洋。ドイツのUボート狩りをやっていたアメリカ の駆逐艦ヘインズ号のマレル艦長(ロバート・ミッチャム)は着任以来自室に閉じこもりきりだった。そこで乗組員たちは彼が民間出身のため船酔いで苦しんでいるのだろうと噂し合っていた。しかし、彼は彼が着任する直前乗っていた船が魚雷攻撃を受け、愛する新妻が自分の前で死んでいくのを見て憔悴していたのだった。それでも彼は個人的にドイツ人を憎む気にはなれないという男だった。
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アリちゃんパパ
4.0
潜水艦映画の最高傑作です。アメリカ駆逐艦とドイツ潜水艦の息詰まる対決描写が見事です。 普段は昼行灯だけれど、戦闘時には冴え渡る指揮ぶりの駆逐艦艦長を演じたロバート・ミッチャムの名演が心に残ります。 それとドイツ潜水艦艦長を演じたクルト・ユルゲンスの貫禄は半端じゃないですね。
dreamer
3.5
ロバート・ミッチャムがアメリカ軍の駆逐艦長になり、クルト・ユルゲンスがドイツ軍の潜水艦長に扮して、壮烈な一騎打ちを演じた「眼下の敵」は、武士道的な友愛精神をまともに描いた作品だ。 唄うスター出身のディック・パウエル監督による作品だが、戦闘というものを徹底的にスポーツ風に扱っている点が興味深く、ミッチャム・キャプテンとユルゲンス・キャプテンが知恵を絞って作戦を練り、虚々実々の戦いを繰り広げるプロセスが、スリリングに描き出されていたと思う。 両軍とも実力はほぼ互角なので、思うように得点を稼げない。まず、アメリカ駆逐艦は、さかんに爆雷を落としてドイツ軍を悩ませ、こまかく点を稼いでいく。これに対して、ドイツ潜水艦が水中深く潜って行方をくらまし、ひそかに脱出のチャンスを狙うあたりは、見事なサスペンスの盛り上がりを見せている。 そして、両方の艦はエンジンを止めて、それぞれ相手の気配をうかがうのだが、その"不気味な静寂"が画面いっぱいに広がってくると、観ている方は、思わずかたずをのまずにはいられない。 この膠着状態を打破するために、ドイツ軍は反撃に乗り出し、魚雷を駆逐艦の胴体にぶっつけるのです。こうして、アメリカ軍はピンチに陥るが、ミッチャム・キャプテンのとっさの機転で、米軍は駆逐艦をドイツ潜水艦に体当たりさせて共倒れ----。 この両軍の戦いは、あくまでもフェア・プレーで行なわれ、ミッチャムは敵のキャプテンのユルゲンスを救助したり、ユルゲンスはミッチャムに敬意を表したり、お互いに相手の武勲を褒め合ってかたい握手を交わす。 この作品では、二人の好演が見物であり、ミッチャム・ファンはアメリカ軍側に、ユルゲンス・ファンはドイツ軍の応援をというような作り方だから、まるで野球かサッカーの手に汗握る、面白い試合を観ているような気分なのだ。 したがって、戦争の残虐さなど、どこにも見あたらないが、川中島合戦での越後の上杉謙信と甲斐の武田信玄との一騎打ちを彷彿とさせるような、"古武士的な友愛精神"が、爽快に表現されていたように思う。 それにしても、こんなにスカッとした戦争映画も非常に珍しいと思う。
Naohisa Shinoda
5.0
大好きな映画で、何度も観ています。たしかに、あまりに楽観的で、戦争はもっと悲劇的でしょう。 しかし、登場人物たちは、「私たちのしている戦争は何か?」、「私たちがすべきことは本当は、別にあるのではないか?」と考えているのかもしれません(考え過ぎかもしれませんが)。 しかし、映画のエンディングは上記の問いに、一定の答えを与えています。 アメリカの駆逐艦とドイツのU-boatとの対決。海の上と下、決して話し合うことなどできません。ましてや、互いに使用する言語も異なります。しかし、そこに何かしらの関係性が生まれてきます。場所、言葉、さらには背景にしている文化・伝統は異なりますが、両者とも、あまりに人間的で、“人である”という接点から、互いに通じ合い、まるで人間賛歌を象徴するようなエンディングに結実します。
white-cb
3.0
Blu-ray📀
ひでP
4.0
2025年07月22日BS101NHKBS。 潜水艦映画の傑作。 第二次大戦、イギリス駆逐艦とドイツ・Uボートとの戦いを描く。 原作、イギリス海軍中佐D・A・レイナーが自分の体験にもとづいて書いた処女小説「水面下の敵」。 脚本、「翼よ!あれが巴里の灯だ」の共同脚色者のウェンデル・メイス。 監督、ディック・パウエル。 主演、ロバート・ミッチャム、クルト・ユールゲンス。 第2次世界大戦下の南大西洋。 マレル艦長(ロバート・ミッチャム)率いるアメリカ駆逐艦ヘインズ号は、ドイツ軍Uボートを発見。 一方、Uボート艦長フォン・ストルバーグ(クルト・ユルゲンス)は、敵の暗号書を本国へ持ち帰るという重大な使命を持っていた。 かくして米駆逐艦と独Uボート、男と男の意地を懸けた戦いが始まる。
まっぴ
4.0
戦時下に芽生えたアメリカとドイツの騎士道精神を描いた、美しい映画です。ディック・パウエルはバスビー・バークリーの映画に出ていたミュージカルスターの印象が強く、最初は同名異人かと思ってました。 映画自体は非常に美しい内容なのですが、この映画当時はいわゆるベルリンの壁がまだなく、ベルリンの映画館を舞台に東西陣営がプロパガンダ合戦を繰り広げていたという時代背景があったそうです(昔NHK特集か何かでやってた)。ならば、このような映画が制作された背景にも東側ドイツ国民に対するアメリカアピール!みたいな狙いがあったのではないのかな…。だいたい原作の主役はイギリス海軍だしね。こんな見方は野暮なのは承知ですが、もひとつ心からスッキリできたら良かったな。
ご自由さん
4.5
学生の頃、観た戦争映画の最高峰の一つ。二大俳優の駆け引きの面白さは忘れられない。 さすがに海戦そのものは模型もちゃちだが水中爆撃の迫力は凄かった。ラストの敵同士が互いに称え合う等、今では考えられないが当時は感激したものだ。 ‛昔は良かった’の一齣です。 クルト·ユルゲンスはこの「眼下の敵」と「眼には眼を」てファンになった。 4回目の鑑賞か?評価は当時の分です。
紙虫
3.5
【BS】久方ぶりぶりに鑑賞。やっぱ面白いわー!
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