レビュー
レビュー
    star4.0
    ガン患者である10代のふたりが死と向き合いながらも互いを愛する喜びを知っていく映画です。 なんといってもガスがかっこいい。素直でまっすぐでユーモアも忘れない本当に素敵な男の子。彼のヘイゼルを見つめる目はいつもすごく優しかった。君に傷つけられるなら本望、生きていれば傷つけられることもあるけどその相手は選べる 自分の選択には満足だ、みたいなこと人間なかなか言えない。ふたりの純粋で一途な関係がとても羨ましかった。いい人生だった、君を愛せてよかった、そう言える彼に愛されたヘイゼルもしあわせだっただろうな。 個人的にはアイザックもすごく好き。アイザックとガスの友情も素敵だった。 演出がどうとかそういうのは特になかったけれど、メッセージのやり取りが画面にポッと出てきたりパチンと消えたりするのは可愛かった。
    100
    物語や登場人物が非常に機知に富んでいで、安易な難病ものではない良さがある。 観賞して思ったのは作家の謎。思うに -オランダ→尊厳死公認の国だから -スウェーデンの音楽→分からないとしか言えない。だから結末は人それぞれ。でも娘は死んだから自分の結末は言いたくない。 -亀、無限にも大小がある→癌=死(無限)。でも寿命は長短があり、濃さがある。 トロッコ→トロッコを切り替え、どちらの人間を殺すかの問題。娘が死ななければ、この星の下、別人が癌でその人が死んでいただろうという話。 タイトルは直訳だと星のせい(運命の罪)だが、癌になったことは運命だなんて悲観的にならず、きっと二人ならその反対のことを言うだろう。私はとても気に入っている。
    60
    邦題! まぁ、置いておきます。 命の価値と時間の貴重さが実感しにくいのは、平和な現代日本の幸せな点でもあり、また逆でもあり。 やはり死を意識してこそ生は光るし、今ここを大切にしようという思いも芽生えてくるものだと。 単なる長命にはそれほど意味がなく、重要なのは時間密度。 重大な疾患や喪失体験など無くとも、常に心に留め置きたいものです。
    50