トリコロール/白の愛



パリ。まだ片言のフランス語しか話せないポーランド人のカロル(ヤヌーシュ・ガヨス)は、性的不能が原因でフランス人の妻ドミニク(ジュリー・デルピー)に離婚を求められている。カロルは裁判所で時間がほしいと哀願するがドミニクはもう愛してない、と言い捨てる。行き場をなくしたカロルは地下鉄の通路で同郷のミコワイ(ズビグニエウ・ザマホフスキ)に出会う。2人は奇妙な友情を温め始める。彼はカロルに人生に絶望して死にたがっている男に手をかす気はないか、ともちかけるがカロルは断わる。彼はミコワイのトランクに隠れ、パリで見つけた少女の胸像を抱えながら故郷に再び戻る。カロルは再び働き始めるが、美容師稼業に見切りをつけ、やくざな両替屋の用心棒になる。そして両替屋たちの土地買収の計画を出し抜くため動き始める。またフランス語も本格的に学び始める。そんなある日ミコワイに再会した彼は殺してほしいと願っている男の頼みを聞く。しかしその男はミコワイ自身であった。カロルの銃で一度死を見たミコワイは生まれ変わる。一方、大金持ちになったカロルは電話をしても受け付けてくれないドミニクをポーランドに来させるために自ら死を偽り、遺産の受取人をドミニクにした。葬儀に現われたドミニクが予想外に涙を浮かべているのを遠くから確認したカロルはその夜、彼女の前に現われ、2人は裸になり深く愛を誓い合う。カロルが満ち足りた顔で眠っているドミニクを後に去った後、彼の自殺に不審を抱いた警察がホテルに現われ、ドミニクを逮捕してしまう。カロルは人目を避け、ドミニクのいる収容所のまえに立つ。おりの中からのドミニクの視線とカロルの視線は愛を交し合う。
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邊見 猛
5.0
ネタバレがあります!!
LIBRO
3.5
恐らく俺にはまだ早かった...(他の方の評価を見るに評価が高いので)。もう少し時がたったらもう1度見よう。経験を積めば、面白さがわかるはずと信じて、寝かせておこう
ざべす
5.0
まさかのコメディ色が強め。そのおかげで「これはこう繋がるんだろうな」と予想できても 先が読めないし、オチも読めない。 ストーリー展開が予想できないのは主役の夫婦2人が常人じゃないことにも起因する。 物語は離婚裁判から始まるが、妻は「性的不能が理由です」と淡々と供述する。 もうこっから恐い。 感情的になるわけでも、裁判は公的記録が残るため密な話題を他の理由で埋めてボカすのが常だが、妻これだけしか言わない。こわい。 妻にも夫にも共感する間もなく、矢継ぎ早にストーリーは進む。 でもすごく面白い。 ちなみに当作は「トリコロール 愛の三部作」の2作目の白の章にあたる。 ”何にでもなれる・執着”が主題なのかと思いながら公式開いたら“平等”がテーマだそうで。 え、平等か…え、これ平等と言っちゃえる感覚は神視点のものでは? 前作の「青の章」でも“喪失”がテーマだと思ってたら“自由”が公式標識だった。 確かに“自由”でしたよ?でもそれ言っちゃうと人でなし扱いされない? 愛の喪失を描いて自由を掲げる。 裏テーマじゃなくて堂々と表に発表するこの監督に、あらためて全面的な信頼。
Yuhi
3.5
青とは違って男中心に描かれていたため、感情移入しやすく好みだった 愛の暴走 愛の表現方法はいろいろあるんだろうけど、ここまで執着できるのがすごいし、こんな束縛男を最終的に愛することができるのもすごい
akubi
4.5
破られない誓いの白い愛。なんて拗らせやろうたちなんだ!ってあきれちゃう。前戯 にここまでかける夫婦なんて。ばかみたいなんだけどロマンチックを感じちゃうのはじぶんもちょっとMだからかもしれない。そしてあいもかわらずの人生の悲哀と虚無と慈愛が雪の結晶みたいに煌めいていた。 あーあ、人生は素晴らしい!可笑しい!なんてこんなにも狂おしいほど愛させるのは、キェシロフスキだけ。
panopticon
3.5
喜劇やった。 ・ 白に溶け込むのは平等と生 ・ 愛の駆け引きは、とてもピュアなものなのかも。 ・ チャップリン感ある
3.2.1.0
2.5
ネタバレがあります!!
しじらみ
2.5
白とはポーランドのことだったか。分かりやすく転落することで安住の地へと舞い戻る。 2フランの使い方とか垢抜けないよね。あと手の映し方は好きじゃない。
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