基本情報
基本情報
    原題
    Hitler contro Picasso e gli altri
    製作年
    2018
    イタリア,フランス,ドイツ
    ジャンル
    ドキュメンタリー/歴史
    上映時間
    94分
    あらすじ
    ナチス・ドイツはピカソやゴッホ、ゴーギャン、シャガール、クレーらの名作を退廃芸術と貶める一方、アーリア人による写実的で古典主義的な作品を擁護。そして、青年時代に画家志望だったヒトラーは故郷に近いリンツに総統美術館を建設しようとし、ユダヤ人富裕層やユダヤ人美術収集家、ルーブル美術館から問答無用で憧れの名品や価値ある退廃美術の略奪を繰り返した。1933~45年にナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品は約60万点におよび、戦後70年以上経った今でも10万点が行方不明と言われる。本作では、歴史家や美術研究家、略奪された美術品の相続人や奪還運動に携わる関係者の証言をもとに、ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫る。