基本情報
基本情報
    原題
    The Prodigal
    製作年
    1955
    アメリカ
    ジャンル
    ドラマ
    上映時間
    112分
    あらすじ
    西暦紀元前70年、港町ジョッパでヘブライの族長エリの息子マイカ(エドモンド・パーダム)は邪教徒の尼僧サマラ(ラナ・ターナー)を見初めた。邪教徒の高僧ナリーヴ(ルイス・カルハーン)はダマスクスで、不作に乗じて穀物を買い占め、暴利と勢力の増大を計っていた。一方サマラを追ってダマスクス迄出かけたマイカは、計略を用いて遂にサマラに会うことが出来た。サマラもマイカに引きつけられた。彼女はマイカに邪教神アスターテへの供物として、かつてソロモン王がシバに与えた真珠を買い求めるよう誘った。邪神を信じないマイカは一時はその申し出を拒否したが、サマラの魅力には抗し得ず、真珠を求めようと思った。金がないので金貸のボルサから借りたが、それを盗まれてしまい、とうとう奴隷になる破目に落ち入ってしまった。一方、飢餓の迫ったダマスクスの民衆の間にはナリーヴと邪教神に対する怨磋の声が高まり、叛乱の計画がひそかに立てられつつあった。マイカもその計画に加わった。遂に満月の夜、叛乱が起った。激しい市街戦の後、ナリーヴは殺された。群衆は打倒邪神を叫んで寺院におしよせた。サマラは単身寺院内に残り、女神アスターテの像の前に立ったまま、群衆の一せいに投げる石つぶてを受けて、生贄の穴の中に落ち込んで行くのであった。