クラウド アトラス
Cloud Atlas
2012 · アクション/ドラマ/ミステリー/SF · アメリカ, ドイツ, 香港, シンガポール, 中国
172分



『マトリックス』3部作のウォシャウスキー姉弟がトム・ハンクス、ハル・ベリー主演で贈るSF超大作。19世紀から24世紀まで6つの時代と場所で6つの人生を生きる男を主人公に、500年間の6つのエピソードを圧倒的な映像で描く。この情報は[クラウド アトラス]に基づき記載しています。
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キャスト/スタッフ
レビュー
100+挿入曲情報

Cloud Atlas Opening Title

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::Galaxy Express:: (Extended)

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Travel to Edinburgh

Luisa's Birthmark
HRK
5.0
映画好きだと「おすすめの映画を教えて」ときかれることがある。相手の好みの察しがつかなければ、私は取り敢えずこの映画を挙げることにしている。 クラウドアトラスとは作中に登場する交響曲の題名。様々な楽器が1つの曲を奏でるかのように、6つの物語が並行し1つの映画を形作っていく。それ故少し頭を使って整理しておく必要があるし、冒頭で紹介される年号を手掛かりに話を時系列順に並べておくことが求められる。私はこうしたパズルチックな作業に比較的相性が良い。 それぞれの物語は時代も登場人物もバラバラだが、社会悪と戦う筋書きや差異をこえた人の繋がりというテーマは共通している。この点でアメリカ映画らしい予定調和で物語は進行する。希望のある話は好みだし、予定調和は鑑賞が楽でいいと思っている。 筋書きは短編小説程度の膨らみしか持たないものの、起承転結や見せ場がはっきりしている。テンポの良い進行や見せ場を重ねる編集も、このコンセプトで作品を作ることの強みを的確に生かす事に繋がっている。これらの特徴は単調あるいは疲れるといった否定的な感想に繋がりうるが、ここでは複雑な作業を常に要求することとの対比で緩急を狙ったものとして肯定的に評価したい。 短編小説といったが、細部も複数回観て楽しめるほどに充実している。例えば、あるパートにおける発言が別のパートの伏線になっていて、ハル・ベリーの登場場面での発言の内容は、ジム・ブロードベントが主人公を務めるパートで実現されている。 なお、本作では、同じ俳優が複数のパートに出演している。ワーナー・ブラザーズの公式見解では、トム・ハンクス演じる初老の男性が自分の人生と5つの前世を物語っていると紹介されている。これに対して、私は6つのパートの主人公全員が本作の主人公だと思っている。時代を超えて一つの正義に向かう意志が主人公を中心にして受け継がれていく物語なのだと解釈している。この解釈は正義に向かう各編の内容と適合的だし、人と人との繋がりを主題化した本作にふさわしい。また、各パートを十分に楽しむ上でも公式見解よろ優れている(例えばトム・ハンクス演じる悪役がそのパートの主人公を殺そうとする最中に殺される場面があるのだが、公式見解をとる場合これはどういう気持ちで受け止めればいいのだろうか)。 テーマ自体の抱える難しさに無頓着なのはいただけない。『マトリックス』然りインテル好みのテーマを扱ってはいるものの深みのある作品にはなっていない。 作中では奴隷貿易や移民問題などを通して人種差別の問題が取り上げられる。ここにおいて差異をこえた人の交流が描かれるのであり、例えば奴隷貿易に携わる弁護士は黒人の青年と友情を結んでいる。その一方で、韓国人を演じるアメリカ人俳優たちにステレオタイプ的なメイクを施しているなど差別的ともとれる表現が含まれている(韓国を舞台にしたパートで主人公を演じたペ・ドゥナは目のはっきりとした、つまりステレオタイプ的なアジア人からはやや外れる韓国人女優であるだけに、画面としても不自然になってしまっていて残念)。このテーマを扱う以上、如何にマイノリティを細やかに扱えるかが説得的な作品に仕上がるか否かを分ける。監督自身性転換の経験を持つこともあり、この点で積極的な取り組みを期待してしまったが、努力の跡が見られず残念。よくも悪くもうわべだけマイノリティを重視した画一的な映画にとどまってしまったと思う。 また、人と人との繋がりを描く際に、どのようにそれを作るかにも気を配る必要がある。上記のように差別問題を扱おうと思っているのであれば、如何に新しいマジョリティを形成するかは気を配って然るべき。この点で例えば、「アイルランド人」であるが故に連帯するなど安直にナショナリズムに訴えかけるのは如何なものか。この点に不安があると、私たちの感動もどこか危ういものなのではとちょっと疑ってみたくなってしまう。
ETO
3.0
辛抱強く観れるひと、こういう同時並行的に物語が進んで行くのが好きな人なら観れると思う。 それ以外の人は、うーん。 わたしは、超暇なときに疲れないように飽きないようにして、観ました。 結果的にすべての物語が、うまく繋がっていく訳ではないので、少し残念でした。 それを含めてというか踏まえて、この少し難解で、うん?これどういう映画っていうのを感じてもらえたら、いいんじゃないですかね?
kaso
4.5
人間関係において、横の繋がりは毎日意識しているのに、縦の繋がりは忘れがち。私の先祖達も誰かの人生と交差しながら信念を持って生きてきたということが分かり、「自分は1人じゃないんだ」と自信が湧く作品です。
アリちゃんパパ
4.0
6つの時代を生きる人々を通して、様々な愛の形や差別と平等、宗教や輪廻転生を描いた壮大な人間讃歌です。 6つの時代が次々とカットバックされるので判りにくいことは間違いありませんが、ラストに向かって各時代が収斂されてゆく過程は、映画的興奮や美しさに溢れています。ウォシャウスキー姉弟の映画作家としての才能には、端倪すべきものがあります。 トム・ハンク、ハル・ベリー、ヒュー・グラントと いった名優達が何役もこなしてゆくのを観るのも映画好きには応えられませんね。
Reofent
2.5
原作もの。 6つの異なる時間軸のエピソードが、並行して進むので正直解りにくい。 作品冒頭で、辛抱強くと説明はあるが、その通りです。 ある程度進めば、ボンヤリと全体がみえてくるのでそこまでたどり着けば、頑張ってみれるかな? にしても6つは多いし、頑張って制作したのはわかりますが、なかなかすべては理解できないと思いました。 といってもう一度観るか?という気にもならない。 どだい映画向きではないシナリオなのかもしれない。 小説にはありがちかもしれないが、でも6つは多い。読んでませんが…。 日本人的には、火の鳥とだぶって観える。
やかん
3.5
テーマは愛(たぶん)の壮大なドラマ。 ミステリーやサスペンス好きな自分は、謎解き要素や伏線回収などを期待して観てしまっていたので、各世代にあまり繋がりがなかったのが少々残念だった。できればパズルのハマるあのキモチイイ感覚を味わいたかった… 一番の見処はヒューグラント☆完全にギャグ要員やないか。すき。 どの時代でも大して重要な役割をもらえてないのがじわる。だいすき。 画像付き解説サイトの有り難みをか なり実感した映画。まとめてくれた方に感謝。 わたしにも、未来の夢がみれますように。
nacchi
3.0
映像美、世界観は素晴らしいです。 それぞれの世界で、同じ役者が別人を演じるという設定も作り込まれていて良いですね。良い人が次の世界では悪い人だったり、因果関係も気になります。 ネオソウル、とても綺麗で印象的です。映像化されていない、時代と時代のあいだに何があったのか、思いを馳せます。
外は雨
4.5
青い空に海と砂浜、水たまりに映り込む雲。過去からはるか彼方の未来まで、輪廻転生を描いたいくつもの人生。性別を変えたウォシャウスキー監督らしい多様な美しさに目を奪われる作品。
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