ペントハウス

賛否両論ある作品みたいですが、ドキドキさせてくれながらも、その中に笑いも有り、ラストも一応ハッピーエンドで、個人的にはとても楽しめました。 確かにコメディと謳っている割りには笑いが少ない(個人的にはお笑い重視にしてなかったからこそ面白かったと思いますが…)ですし、シリアスな作品としたら、細部が割りといい加減だったりもしますが、これくらいが丁度良い匙加減だったような気がします。

「ザ・タワー」を舞台に、最上階ペントハウスに住む大富豪に奪われた自分たちの年金を取り戻すタワーの従業員チームの対決を描いたクライム・コメディ・アクション。 ♢♢♢ とにかくキャストが豪華でステキ。 大富豪はM★A★S★Hのアラン・アルダ、そして強奪チームはベン・スティラー（敏腕マネージャー）、ケイシー・アフレック（の義弟のおバカ）、エディ・マーフィ（泥棒）、マシュー・ブロデリック（破産者）、マイケル・ペーニャ（新人エレベータ係）。 主役級が揃ってるので、個々の見せ場は少ないけどお互いにいい味出てます。 あと脇を固めるガボレイ・シディベ（メイド）、スティーヴン・マッキンレー・ヘンダーソン（ドアマン）、そして両方を追うFBI捜査官役のティア・レオーニもみんな魅力的で、舞台となる超豪華タワーや感謝祭のパレード（超巨大スヌーピー！）まで、とっても贅沢な作品でした。 ♢♢♢ 監督は「ラッシュ・アワー」「天使のくれた時間」のブレット・ラトナー。 いつもハート・ウォーミングな映像に仕上げる細部の演出が好きです。 「ダイヤモンド・イン・パラダイス」も面白くなかったけど映像は好きだった記憶が（笑）。 ♢♢♢ 巷の評価はあまり高くないみたいですが、とても上質な作品でオススメ！

わたしの好みの映画にはわりとベン・スティラーが出ているな、と発覚したのがこの時。 テンポが良く、展開も面白くて、何度も観てる！頭を使わないで観れるから、気分がすこし下がってるときに効く◎