ジュリアン
Jusqu'à la garde
2017 · ドラマ/サスペンス · フランス
93分
© 216 - KG Productions – France 3 Cinéma



ブレッソン夫妻は離婚し、11歳になる息子の親権内容を争っている。元夫に子供を近づけたくない母ミリアムだったが、夫アントワーヌは、妻が離婚の引き金を引いたと強く主張し、息子との面会の権利を得る。彼は面会の度に息子ジュリアンから母の居場所を聞き出そうとするが、ミリアムは電話に出ず、住所さえ伝えない。母親を守るためジュリアンは必死に嘘をつくがアントワーヌに嘘を見破られてしまい、怒りに満ちた彼が家に乗り込んでくる。
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キャスト/スタッフ
レビュー
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挿入曲情報

Bailar (feat. Pitbull & Elvis Crespo)

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ジュネ
3.0
2019年22本目はベネチア国際映画祭で銀熊を獲得したフランスのサスペンスドラマです。 子供を主人公とした映画は昨年もたくさん作られ、『フロリダプロジェクト』『万引き 家族』など苦境や貧困をはね除けるようにたくましく生きていく子供たちが描かれていました。ジュリアンもまた「両親の不和」「毒親」という、経済的困難以上に恐ろしい血縁の呪縛に苦しみますが、この映画には出口がないのです。 ひたすらに事態をエスカレートさせ、ジュリアンを際の際まで追い詰めていく容赦のなさは息が詰まるようですし、終盤は完全にホラーと化していて驚かされます。とはいえ、尺が短く駆け足になった感があり、この手の作品を去年何本も見ている身としては新鮮味に欠けるのも事実です。もう少し予定調和にはまらない何かが欲しかったところ。 ただ、これはフランスの人でないと恐怖感や実感をもって捉えられない点もあるでしょう。フランスは日本と違い離婚後も共同親権が基本であり、子供はどんなにイヤでも父母の間を行き来しなくてはなりません。劇中で父親が「俺には新しい住居を知る権利がある」と激昂しますが、これは抽象的な意味での「権利」ではなく、文字通り法的に尊重された「権利」を指します。 たとえどんなに害悪な親であっても、罰せられるのはあくまでも「新居を教えなかった側」なのです。このように実状と制度が噛み合っていないことで犠牲になる子供達はたくさんいるわけで、そうした真実を明るみに出した意味では非常に有意義な一作だと思います。
さちゃちゃりーぬ
2.5
離婚した両親の板挟みのジュリアンがかわいそうで…胸がギュッとなる。 DVくそ親父にずーっとイライラして、ギッタンギッタンにしてやりたい!!なんなんだこいつ!!と怒りで心が煮えたぎっちゃう。母親もなんとか対処できないの!?とヤキモキ…。 現実でありそうな怖さで良かったけど、記憶に残るほどの何かがあったかと言われたら微妙かな。1年後にはこんな映画見たっけ?と忘れてしまいそう。 2024.6.7
wishgiver
3.0
『悪なき殺人』のドゥニ・メノーシェを見た瞬間からフラグ立ちまくり。 それでも懸命に母を守ろうとするジュリアンがすごく良かった。 それにしても後半のサスペンスフルな展開はめちゃくちゃ怖い。 フランスの共同親権ならではの問題とも言えるし、司法判断の責任とかいろいろ考えさせられる。 2024.5.26@Hulu
ハナ
3.5
この父親のように自分から離れて行くものに対して異常な執着を持つ人間は、想像もできないような行動をとるんだよなぁ。下手なホラーより断然怖ろしく、司法の判断ってなんなんだよって思う。なんで子供がこんな思いしなきゃいけないのか。日常にある恐怖と単なる日常をうまく織り交ぜてる作品。私達の日常にはこういう事が起きてる。
ひとり歩き
4.0
フランス映画っぽい作品 最後のシーンは怖かった
みゆ
3.5
あぁ、良かった… いやいやまったくよろしくない内容だけど、 『LOVELESS』や『子宮に沈める』くらいジュリアンに悲劇が訪れる覚悟で見てたものだから… あの父親は何が原因でああなったの? (完全に病の域ですが…) お姉ちゃんの問題は無かったことに? (あの鳴き声はセーフだった安堵の声?) ちょいちょい「ん?」と思うものの、 母や姉のために恐怖に耐え嘘を重ねていたジュリアンが迎えたラストに涙が出た。
nao
3.5
DVにおびえる親子の恐怖をリアルに描く それと同時に、ヒューマンドラマ、サスペンスとしても見応えは十分で、まさかこれほどの展開に発展していくとは思わなかったです😖 子を守らねばという母親の気持ちもわかるし、かといって父親の「どうにかして子供と会いたい」という気持ちもある程度は理解できる だけど、父親の態度が急にぶっきらぼうになる瞬間、胸に刃を突きつけられたみたいに見ている側も息が止まりそうになる そして終盤、父親の正体が明らかになってくると、待ち受けているのは、壮絶なクライマックス 暗闇の中、じっと恐怖に耐える親子のシーンで緊張感は最高潮に達します まるで、自分もその場にいて、母子と同じ恐怖を体験しているかのような気分になってしまう。 それでもラストは悲惨な終わり方ではなくて、やっと終わったんだという安堵でした たけど、すべてがハッピーというわけにもいかず、残されたのは、重たく苦い感触 そこにルグラン監督の様々な思いが込められているのだろうと思います でも、個人的にちょっと意味ないんじゃないかなと思うシーンが多々あり、そこをもっとストーリーと繋げてほしかったかな😅
phiphi
4.0
怯えるジュリアンの表情がつらい、ラストシーンはシャイニングみたいだった。BGMがなく生活音がリアルで不気味。好きな映画
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