82年生まれ、キム・ジヨン
82년생 김지영
2019 · ドラマ · 韓国
118分
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ジヨン(チョン・ユミ)は結婚を機に退職。育児と家事に追われ、常に誰かの母であり妻であり、閉じ込められているような感覚に陥ることがあった。疲れているだけだと夫のデヒョン(コン・ユ)にも自分にも言い聞かせていたが、ある日からまるで他人が乗り移ったような言動をするように。ジヨンにはその間の記憶はなく、傷つけるのが怖くて真実を告げられないデヒョンは精神科医に相談に行くものの、本人が来ないことには何も改善することはできないと言われてしまう。何故彼女の心は壊れてしまったのか。少女時代から社会人になり現在に至るまでの彼女の人生を通して、見えてくるものとは……。
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キャスト/スタッフ
レビュー
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挿入曲情報

흔들흔들
ジュネ
4.0
2020年153本目は、韓国では社会にも大きな影響を与えるほどのベストセラーとなった『82年生まれ、キム・ジヨン』。 ------------------------------------------------------------ キム・ボラ監督の『はちどり』を見て感銘を受けた方には是非セットで鑑賞をお勧めしたい1本です。同じ時代を背景に女性が社会に受け入れられていくことの難しさが、「これでもか」と言わんばかりの苛烈さで描かれていきます。ジヨンの置かれた環境は平等な条件で働けない・産後に社会に復帰できない・家族内での立場は下…と右も左も敵ばかり。このレベルに達すると1人の人間として認められていないも同じで、ほぼ人格否定に等しいです。 ------------------------------------------------------------ しかもこのような考え方は韓国社会の伝統や習慣と強く結び付いているので、身近な人が考えを変えた程度では何ともならないのが根深い。それでも何とか目を逸らさずに見ていられるのは、彼女の周囲に心強い理解者がいてくれたからでしょう。主人公を演じるチョン・ユミの演技も素晴らしいのですが、ジヨンを支える夫役のコン・ユがやはり絶妙でした。 ------------------------------------------------------------ 原作に比べるとかなり「甘い」との批判もあるようですが、小説の出版後に韓国の女性進出に対する考えは緩和され、確かに実績を残しました。夫や家族の温かな反応は、こうした現在の社会を踏まえた「今の私たちならあの時の彼女を救える」という、前向きなメッセージなのだと思います。1982年が舞台の小説を2020年に映画化する意味がしっかりと感じられて、私にはとても納得できる結末でした。
Elitsp0715
3.5
【結婚、出産、育児、、、私は何の為に生きて、誰の為に生きているの?】 一児の母ジヨンは最近、少しおかしい。時々他人が憑依したような言動をするのだ。ある時は自分の母(まだ存命!)、ある時は自分の祖母の口調で話し出す。しかも、その間の記憶はすっかり抜けている。 夫は心配になり、精神科医に相談に行くが、本人を連れてくるよう促されるのみ。 これは、妻の置かれている状況がそうさせているのか、、、夫の母からはイライラする言葉を浴びせられ、仕事を始めようにも子育てとの両立に悩まされ、夫が育休を取ろうとすれば、またぐちぐち言われ、、、 現代を生きる女性の置かれている状況をはっきり、くっきりと映し出した内容です。 なんか、「あー、そこ触れちゃってんね」って感じです。もちろん、これまでにも触れてきた映画は有りましたが、訴えかける度合いでいうと、かなり高いものを感じました。 現代の女性に起こる様々な葛藤、苛立ち等々が描かれています。 女性は出産、育児の為に会社を一旦離れるから出世は難しい? 育児は女性の仕事? 主婦は「働いていない!?」 夫側と妻側の家族の意見の板挟み、、、 けれど、将来の為にたくさん子供を産まないといけない、、、 何が解決策なのか みんなが幸せになる答えは何なのか 見ながらすんごくもやもやしてました。 あっ、憑依とか言ってますが、ホラー要素は0ですのでご安心を^_^
wishgiver
4.0
現代女性の閉塞感を描き、韓国で社会現象となった同名ベストセラー小説の映画化。 これはもうチョン・ユミの独壇場とも言える作品でした。 ---------------------------------------------- 結婚を機に退職したジヨンは、常に母であり妻であり、そのことから倦怠感を感じることがあった。 ある日、他人が乗り移ったような言動があり、夫や家族も彼女の異状に気づき始める。。。 ---------------------------------------------- ジヨンを演じたチョン・ユミの、まさに真骨頂とも言える演技と存在感は感嘆レベルで、改めて彼女の美しさと存在感を再認識しました。 女性の複雑で矛盾する様々な内面が、韓国で多くの共感を得たのも彼女の力量や人柄によるところが大きい気がします。 その夫を演じるのは『トガニ 幼き瞳の告発』『新感染 ファイナル・エクスプレス』に続く共演となるコン・ユ。 日本にも残る男女差別(男尊女卑)による、女性の意識下のストレスや閉塞感を上手く訴えかける本作は男性こそ必見の作品かもしれません。 本作が長編デビュー作となるキム・ドヨン監督の、何事もない日常を切り取る手腕に改めて韓国クオリティの高さを感じました。 (2020.10.12@AC東員)
まじママんじ🍀
4.5
メッチャ重なる部分が多いから分かる気がしちゃう、女が結婚&出産したら誰でもある時期に訪れる事かもしれないよね➰特に若くバリバリ働いてた経歴だと(*´Д`*)結局は自分の心の持ちようだけどさ、旦那や身近な親族の考えも大重要だもんな💨病むのはヤバい、重症(-∀-`; )
アリちゃんパパ
3.5
2歳の娘を育てているヒロインが心の病に苦しみながらも懸命に生きていく姿を描いたファミリー映画の秀作です。 前半は、姑の心ない言動や夫との関係に悩む主婦の姿が淡々と描かれるので少々退屈でしたが、ヒロインが祖母の人格となって、母への思いを切々と訴えるシーンには、魂を持ってゆかれました。 ヒロインや家族の心の襞を見事に描いた脚本、過度に作り込まず自然に淡々と描写した演出も優れています。 ヒロイン役のチョン・ユミが難役を丁寧かつ誠実に演じていて、素敵です。
星ゆたか
3.0
2022.7.11 韓国の人の名前ですぐ思い浮かぶのは? この“キム”ではないか。 少し古くはフィギュア・スケートの浅田真央さんのライバル、キム・ヨナさんがいました。それ以来私はやたら“キム”さんに触れる・意識する機会が増えた気がする。 ここ最近私の住む地方環境にも、 “韓ビニ”なるものが出店し賑わっている。コンビニ形式で商品全て韓国製品。まだ出店数が少ないからか大人気。東京の大久保に行かずとも間に合うらしい。 また久々に韓国行きのツアーもコロナ禍以来再開された報もあった。韓流ドラマ、Kポップの人気は絶大だ。 映画は優秀な才能を期待されながら、結婚を期に広告代理店の会社を退職した女性の物語。 幼い娘の子育てと家事の日々、優しい夫との暮らしの中、いつの間にか精神のバランスを崩していた。 正月・盆の夫の実家への帰省も、妻ジョンには次第にハードルの高い行事になっている。夫デヒュンも妻の異変に気づいて今回は止めようかと提案するが、日頃から息子の方を持つ義母の機嫌を損ねるからと、出かけるが。 夫の姉夫婦一家が訪れた所でその異変が! 楽しく談笑しているその中、妻が彼女の母親の人格が“憑依”して皆を唖然とさせる。夫は逃げるようにして妻子を連れ、その足で妻の実家へ。 この妻の別人格への豹変は、時々で本人も記憶のない中で行われる言動だ。夫もそれは産後の“うつ”の症状という病気なのかもしれないと、精神科の通院を勧める。 “憑依”という言葉は霊が乗り移る現象という内容の印象があるが。 もう一つ別の意味がある。 『頼りにすること』『拠り所にする事』だ。 つまり精神医学的にいうと人格障害にあった人間が、自己を防衛する為に他の信頼できる人の言動に置き換わって壊れまいとする働きではないかと思う。主人公にとってそれは母であり祖母であり、あるいは近年亡くなった同性の先輩なのかもしれない。 夫がインターネットで“憑依”についで“祈祷”という言葉を検索し、同僚に気づかれまいと消す所がある。 オカルト映画などでお馴染みの“悪霊払い”に通じる処方儀式だ。しかしこの映画ではあくまでも《憑依》を(他人格への移行)の病気の症状として、科学医療法を採用する。 また処方といえば韓国の人らしく、やたらこの映画では漢方薬とかしっかり食事をとる勧めが、健康への手段として出てくるのが印象的だ。 しかしこの日本人の多くの一般の嫁さんでも、気がかりになっているこの行事 “正月・盆の帰省”も、ここの所のコロナ禍の自粛で、ある意味救いになっているのだろうか。これでコロナが沈静して平常に戻り、その事柄が全くなくなることはないだろうが、その頻度と必要性は問われてくるかもしれない。 映画では『女性の一生を通じての生きずらさ』を一人の主人公を通して描いている。 家庭での親と子供の立ち位置。 学校での進路に向けての勉強の選択。 職場での性別能力・結婚出産などの、様々な“出口の見えない壁”が、女性に“閉じ込められている閉塞感”を与えているのだと。さらにセクハラ・パワハラ・モアハラなどの社会環境が拍車をかける。 そこでその出口を見つけられない自分を、否定するのでなく肯定してあげる必要性を上げた。そして言うべき時には、周囲と協調しつつ自己主張するべきだと。また人の為に自己表現することも生きる使命、生きがいとして忘れないでと。 主演のチョン・ユミさんコン・ユさんを始め脇役の俳優も親しみやすく、この作品の内容もテレビドラマを見ているようだ。日本でいえばあの「渡る世間は鬼ばかり」のような。 しかし韓国語は音声は少しも抵抗ないのに、あの字筆の形がどうも私には大きな壁になっている。中国語なら漢字は日本語と同じなのにね。
かわうそ
4.0
家事も育児も立派なお仕事。 優しい旦那さんがいて 広い部屋があって 何が不満なのか? と思ってしまう人には つまらない映画に思うだろう。 専業主婦を望む女性も多いが 思うままに電車も乗れず ベビーカーは邪魔だと睨まれ 子が泣けば親は何をしているのだと 睨まれる。 外では一時も気の休まる場所がない。 でも家の中にずっといると 気が滅入る。 働いて欲しいなんて思ってない 息子に家事をさせるな 自分の大事な誰かを守る為の言葉が トゲになって刺さる。 韓国は特に目上の人に対し 敬う、という気持ちが大きい。 反抗心を持つことすら許されず 嫁は夫の実家ではお手伝いさん。 これは日本でも似たようなものだろう 何が幸せなのかは 人それぞれだと思う。 結婚が必ずしも幸せとは限らないし 子育てが向かない人もいる。 仕事が嫌いな人もいる。 自分のやりたい事だけをして 生きていく訳にはいかないけど 自分を殺してまで 守らなきゃならないものって なんなんだろうか。 スカート丈の短さは 異性の為じゃない。 可愛いからだ。 それだけ。
ひとし
3.0
tsutayaレンタル。出産して育児に専念するか仕事を選ぶか、少し前の日本のドラマや映画にありそうかなと思いました。思い詰めて別人格になるところはビックリ。原作の小説は大ベストセラーということとでそちらを先に読むべきだったかな。
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