もう何度も何度も映画やドラマでリメイクされている、ジェーン・オースティン原作の恋愛小説"エマ"。 今回の主演はクイーンズ・ギャンビットで今をときめくアニャ・テイラー＝ジョイ。 もう、とにかく衣装も映像も美しく非常に可愛らしい世界観で、それだけでも観る価値有ります！ ダウントンアビーなどの英国ドラマ好きなら、間違いなくハマると思われます。 そして個人的にツボなのが、ナイトリー役のジョニー・フリンですね。 ほんと相変わらず良い歌声なのですよ〜。 （アンハサウェイ主演の『ブルックリンの恋人たち』の歌声が良くて、サントラダウンロードして以来ファンです。本業はミュージシャン。） 『時の面影』ではリリー・ジェームスと恋に落ちる青年役でも出ておりましたが、実はもう38歳のベテラン。それでもまだまだ知名度はそんなに高くないかも知れません。 エマのパパ役のビル・ナイもかわいいし、観終わった後は温かい気持ちになれる一本です。

そういえばエマのストーリー全然知らないし、アニャ・テイラー＝ジョイちゃんが出てるし、アマゾンプライムの配信終了しちゃうし(笑)、みたいな理由で見ちゃった。 パステルカラーのお花とリボン、真っ白なフリルとレースが女性に散りばめられて画面は可憐なのに、イギリスの頑張ってお行儀良くしてなくちゃ！が滑稽で、そこに皮肉もまぶされて、いいスパイス。 エマのこまっしゃくれた感じが生意気可愛い。アニャ・テイラー＝ジョイちゃんの存在感よ。

衣装も小道具もアクセサリーも音楽も全部可愛くて好きだった。エマが夫人との関係を通して少し大人になったのが感動した。安心して心を委ねられる暖かくて可愛い作品。